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2025年1月13日

インドの検索エンジンランキングTOP7|SEOを成功させるコツも紹介

「インドではどの検索エンジンが利用されている?」


このような疑問のある方向けに、本記事では以下について解説します。


ネット上のデータや情報に対して、実際の現場の声も加えながら紹介します。





インドの検索エンジンランキングTOP7


インドと日本の検索エンジンランキングを以下にまとめましたので、比較しながら解説します。


【インドの検索エンジンランキング】

検索エンジン

利用率

Google

98.2%

Bing

1.1%

Yahoo! 

0.4%

Duckduckgo

0.2%

Baidu

0.03%

Yandex

0.02%

Ecosia

0.01%

参照:https://datareportal.com/reports/digital-2024-india


【日本の検索エンジンランキング】

検索エンジン

利用率

Google

76.5%

Yahoo!

12.2%

Bing

9.8%

Baidu

0.7%

Duckduckgo

0.3%

Yandex

0.3%

Coccoc

0.2%

参照:https://datareportal.com/reports/digital-2024-japan


インドでは、Googleの利用率が98.2%と圧倒的な利用率を誇ります。日本の1位もGoogleですが、比較するとインドにおけるGoogleの利用率の高さが伺えます。


したがって、検索エンジンを活用したデジタルマーケティングを行う際、Googleに対策しましょう。


実際の現場の声(契約社員より)

Google副社長のスンダー・ピチャイはインド人である上、インドは近い将来インターネット利用者が10億人になると見込まれていることから、GoogleはAIによる検索体験の向上やデジタル決済など分野に注力すると発表しています。したがって、今後もGoogleの利用率は維持される可能性が高いと言えるでしょう。


参考)

https://blog.google/intl/en-in/partnering-indias-success-in-a-new-digital-paradigm/


デバイス別の検索エンジンランキング


インドのデバイス別の検索エンジンランキングに関して、すべてのデバイスでGoogleの利用率が圧倒的でした。

デバイス別

ランキング1位の検索エンジン

利用率

PC(デスクトップ)

Google

92.2%

モバイル(スマホ)

Google

99.36%

タブレット

Google

98.8%

以下で、インドと日本を比較しながら各デバイス別の利用率の詳細について解説します。


PC(デスクトップ)


インドにおけるPCでの検索エンジンの利用率をまとめました。


【インドの検索エンジンランキング】

検索エンジン

利用率

Google

92.2%

bing

5.35%

Yahoo!

2.19%

DuckDuckGo

0.16%

YANDEX

0.04%

Bing Chat

0.02%

参照:https://gs.statcounter.com/search-engine-market-share/desktop/india


インドの検索エンジンランキングではBingが1.1%の利用率でしたが、PCではEdgeの検索エンジンがBingでデフォルトのため、そのまま使用するユーザーが多いことから利用率が高くなっています。


モバイル(スマホ)


続いて、インドにおけるモバイルでの検索エンジンの利用率をまとめました。


【インドの検索エンジンランキング】

検索エンジン

利用率

Google

99.36%

DuckDuckGo

0.41%

bing

0.15%

Yahoo!

0.03%

YANDEX

0.02%

Ecosia

0.01%

参照:https://gs.statcounter.com/search-engine-market-share/mobile/india


IDCの調査によると、インドではSamsungやVivo、realmeといったメーカーが多く利用されています。SamsungはGoogleがデフォルトで設定されていますが、その他に関しては調査しても不明でした。


しかし、上記の利用率を確認すると、デフォルトもしくは設定を変更してGoogleを利用していることが伺えます。


タブレット


インドにおけるタブレットでの検索エンジンの利用率をまとめました。


【インドの検索エンジンランキング】

検索エンジン

利用率

Google

98.8%

bing

0.81%

DuckDuckGo

0.26%

Yahoo!

0.08%

YANDEX

0.05%

Ecosia

0.01%

参照:https://gs.statcounter.com/search-engine-market-share/tablet/india


IDCのタブレットに関する調査によると、Samsung、Lenovo、Appleの順に利用率が高いようです。いずれにおいても、Googleの検索エンジンが使用されており、結果として利用率が高いことが分かります。



検索時のブラウザ


検索時のブラウザに関して、以下にデータをまとめました。


【インドの検索エンジンランキング】

ブラウザ

利用率

Chrome

87.1%

Opera

4.1%

Safari

2.5%

UC Browser

2.1%

Firefox

1.5%

Edge

1.1%

Samsung Internet

0.9%

その他

0.7%

参照:https://datareportal.com/reports/digital-2024-india


これまで紹介してきたデバイスでもChromeがデフォルトで設定されている場合が多く、そのことからも最も利用率が高いことが伺えます。



検索されているWebサイトランキング


インドと日本で検索されているWebサイトランキングをまとめましたので、比較して解説します。


【インドで検索されているWebサイトランキング】

検索エンジン

月間平均訪問者数

Google

57億2000万

YouTube

20億4000万

Facebook

10億4000万

Instagram

7億3300万

Aaj tak

6億2200万

Samsung

5億5600万

Cricbuzz

3億8500万

Whatsapp

3億4900万

X(旧Twitter)

3億200万

参照:https://datareportal.com/reports/digital-2024-india



【日本で検索されているWebサイトランキング】

検索エンジン

月間平均訪問者数

Google(海外版)

34億4000万

Yahoo!

20億1000万

Docomo

18億2000万

YouTube

12億7000万

X(旧Twitter)

10億1000万

News Yahoo

6億5000万

Amazon

5億6900万

Rakuten

5億800万

Wikipedia

4億100万

Google(日本版)

2億8800万

参照:https://datareportal.com/reports/digital-2024-japan


日本ではAmazonやRakutenといったECサイトの検索需要がありますが、インドではオンラインショッピングサイト名での検索キーワードはありませんでした。


その代わりに、Cricbuzzというクリケット(スポーツ)メディアの人気が高いことが分かりました。


また、Whatsapp(メッセージ系SNS)に関して、インドではアプリを使用せずに、ブラウザ版が利用されているといった傾向も伺えます。




検索されているキーワードランキング


検索されているキーワードランキングをインドと日本を比較して解説します。


以下の表にある検索人気度とは、最も人気のあるキーワードを100とし、その基準に対する比率を人気度として記載したものです。


【インドで検索されているキーワードランキング】

検索キーワード

検索人気度

Satta

100

Cricbuzz

92

Videos 

87

Weather

85

Instagram

78

Ipl

76

WhatsApp

67

Satta King

63

Cricket

60

Web WhatsApp

49

参照:https://datareportal.com/reports/digital-2024-india


【日本で検索されているキーワードランキング】

検索キーワード

検索人気度

天気

100

楽天

32

ヤフー

32

ニュース

29

YouTube

28

漫画

28

Twitter

24

ポケモン

23

イオン

20

Amazon

20

参照:https://datareportal.com/reports/digital-2024-japan


日本では、ニュース系やオンラインショッピングに関しての検索需要がありますが、インドではクリケットや賭博といった検索が多いことが伺えます。


特にSatta(賭博)が100で、Cricbuzz(クリケットメディア)が92となっており、これらのジャンルに対してインドの国民の多くが関心を持っていることが分かります。




インドでのSEOマーケティングを成功させるコツ


インドでのSEOマーケティングを成功させるコツは、以下の通りです。

コツ

概要

音声検索の最適化

2022年11月時点でインドの音声検索クエリの利用率は世界の平均の2倍のため、音声検索の最適化が必須。テキストベースの検索より3.7倍高速で、外出先での検索に最適といった背景があるため。

サーバーの場所

インドの国土面積は世界で7位と広く、日本の約8.7倍なので表示速度の観点からサーバーの場所が重要。

対策言語

ヒンディー語が最も利用率が高い(ただし、全28州で公用語としている言語が異なる)

実際の現場の声(契約社員より)

準公用語まで含めると、世界一英語を話す人口が多いのはインドで、授業は英語で行われていたり、インドの北の人と南の人が話す際、ヒンドゥー語は使わずに英語を使ったりといった背景があります。したがって、インドでは英語でのSEO対策となります。


よくある質問


よくある質問を下記にまとめました。


  • インドのデジタル広告の現状は?

  • インドの越境ECの市場規模は?

  • インドへのビジネス進出前に知っておくべきことは?

  • インドの市場のメリットやデメリットは?


インドのデジタル広告の現状は?


以下の記事でインドのデジタル広告の現状を解説しています。


【2024年版】インドのデジタル広告の市場|チャネル&業界別広告費シェアも解説


インドの越境ECの市場規模は?


以下の記事でインドの越境ECの市場規模を解説しています。


【2024年版】インド市場の越境ECの規模と人気プラットフォーム3選を紹介


インドへのビジネス進出前に知っておくべきことは?


インドへのビジネス進出前の基礎知識を以下で解説しています。


【基礎知識】インドのビジネス進出に必要な心構えを解説


インドの市場のメリットやデメリットは?


インド市場でのメリットおよびデメリットは、以下の記事で解説しています。


インド市場の魅力とメリット・デメリット|日系企業が成功するための基礎知識を紹介



TheDigitalXはインドでのSEOの戦略&運用を支援


インドでSEO対策を実施する際、音声検索の最適化やサーバーの場所はもちろん、キーワード選定やコンテンツ制作なども重要となります。


弊社は、18年以上海外デジタルマーケティングに携わり、現地のマーケターと共同で進めるため、どのようにアプローチすれば良いかをご提案できます。


インドでSEO対策を検討している場合、ぜひ一度ご相談ください。



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