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2024年9月24日

【2024年9月版】アメリカの最新のSEO情報|ランキング要因についても紹介

本記事は、アメリカの最新のSEOを知りたい方向けに、以下を紹介します。


  • 最新のSEO情報

  • 最新のアルゴリズムのランキング要因

  • アメリカと日本の音声検索市場の比較


記事内では、アメリカ企業が公開しているランキング要因についても触れているので、ご参考ください。




【2024年9月版】アメリカの最新のSEO情報

アメリカの最新のSEO情報に関して、以下の内容を解説します。


  • Googleアルゴリズム漏洩

  • 無限スクロールの廃止


Googleアルゴリズム漏洩

2024年5月29日(水)、Googleの検索アルゴリズムのコードの14,000行以上の漏洩が確認されました。


iPullRankを参考に、主要な内容を以下にまとめました。

  • ドメインオーソリティはアルゴリズムに含まれる


  • クリック率をベースにした検索順位の変動はアルゴリズムに含まれる


  • サンドボックス(新規サイトの上位表示の妨げ)は、スパム対策としてアルゴリズムに含まれる


  • E-E-A-Tの観点において、著者情報はアルゴリズムに含まれる


  • アンカーテキストが遷移先と一致しない場合、そのリンクは順位が下がる


  • タイトルが検索クエリとどの程度一致するかは、アルゴリズムに含まれる


  • 日付の記載はアルゴリズムに含まれる

上記を参考にすると、アメリカのccTLDを利用してゼロからWebサイトを作るのか、もしくは日本の既存ドメインのサブディレクトリを活用するのかによって、ドメインオーソリティの観点で短期に成果を出せるかを左右する要因となると言えるでしょう。


無限スクロールの廃止

Googleは、デスクトップの検索結果において無限スクロールを廃止しました。無限スクロールとは、スクロールするだけで自動的にコンテンツを読み込む機能のことで、これまではユーザーの労力を抑えるために導入されていました。


代替として、これまでも使用されてきた以下のページネーションのリンクが使用されます。


Googleの広報担当者によると、無限スクロールの廃止の理由として、検索結果を速く表示させるためと明言しています。

Google によると、この変更は、ユーザーが明示的に要求していない結果を自動的に読み込むのではなく、より多くの検索でより速く検索結果を提供するためだという。より多くの結果を自動的に読み込むことで、検索の満足度が大幅に向上したわけではないとも、Google は述べている。

引用:https://searchengineland.com/google-dropping-continuous-scroll-in-search-results-443529


アメリカの最新のアルゴリズムのランキング要因

アメリカのカリフォルニアに本社を構えるFirst Page Sage社が公開している、アルゴリズムのランキング要因および比重(重さ)は以下の通りです。

出典:https://firstpagesage.com/seo-blog/the-google-algorithm-ranking-factors/


上記の傾向としては、ユーザーにとって価値のあるコンテンツの作成、およびユーザビリティを高める施策の効果が高いことが見受けられます。


一方で内部施策の比重が比較的低くなっており、ユーザーファーストな施策の重要性が高まっていると言えるのではないでしょうか。


アメリカの最新のコアアルゴリズムアップデート

アメリカの最新のコアアルゴリズムアップデートを解説します。


  • 【2024年8月】コアアルゴリズムアップデート

  • 【2024年6月】スパムアップデート

  • 【2024年3月】コアアルゴリズムアップデート


【2024年8月】コアアルゴリズムアップデート

2024年8月のコアアルゴリズムアップデートの内容は、以下の通りです。

本日、2024年8月のコアアップデートをリリースしました。このアップデートは、検索結果の質を向上させるための取り組みを継続するもので、人々が本当に役に立つと感じるコンテンツをより多く表示し、検索で良い結果を出すためだけに作られたようなコンテンツをより少なく表示します。


この最新のアップデートでは、過去数か月間に一部のクリエイターやその他の方から寄せられたフィードバックが考慮されています。これまでと同様に、ユーザーの検索内容に関連性がある場合、有用で独自のコンテンツを作成している小規模サイトや独立系サイトを含む、さまざまな高品質サイトとユーザーを結び付けることを目標としています。これは、今後のアップデートでも引き続き取り組む分野です。このアップデートでは、サイトが行った改善点をより適切に把握し、Web の最高のものを引き続き表示できるようにすることも目的としています。

引用:https://developers.google.com/search/blog/2024/08/august-2024-core-update


要約すると、検索結果の品質を向上させることを目的としたアップデートになります。そのため、E-E-A-Tと呼ばれる以下の4つの指標をサイト全体で強化することが、効果的な施策と考えられます。


  • 経験(Experience)

  • 専門性(Expertise)

  • 権威性(Authoritativeness)

  • 信頼性(Trust)


アメリカに進出する際は、現地の文化やユーザーに合わせて英語でこれらを対策することが重要です。


【2024年6月】スパムアップデート

2024年6月のコアアルゴリズムアップデートの内容として、通常のスパムアップデートと認識して良さそうです。


また、Googleは以下のように公言しており、サイトの評判の不正使用(ドメイン貸しおよび寄生サイト)は、含まれてないことが分かります。

通常のスパムアップデートであり、サイトの評判の不正使用に関するアルゴリズムの部分ではありません。そちらについては、実施の際に別途お知らせします。


スパムアップデートを被弾した場合、検索セントラルで公開されている以下の項目を確認しましょう。


  • クローキング

  • 誘導ページ

  • 期限切れのドメインの不正使用

  • ハッキングされたコンテンツ

  • 隠しテキストと隠しリンク

  • キーワードの乱用

  • リンクスパム

  • 機械生成トラフィック

  • マルウェアや悪意のある動作

  • 誤解を招く機能

  • 大量生成されたコンテンツの不正使用

  • 無断複製されたコンテンツ

  • 不正なリダイレクト

  • サイトの評判の不正使用

  • 内容の薄いアフィリエイト ページ

  • ユーザー生成スパム

  • ランキングの降格や削除につながる可能性のあるその他の行為

  • 法律に基づく削除

  • 個人情報の削除

  • ポリシーの回避

  • 詐欺や不正行為


【2024年3月】コアアルゴリズムアップデート

2024年3月のコアアルゴリズムアップデートでは、以下のアナウンスがされました。

このアップデートは検索の品質向上を目的としています。単にクリックさせるために作られたようなコンテンツはなるべく排除され、ユーザーが有用と感じるコンテンツが多く表示されるようになります。

引用:https://developers.google.com/search/blog/2024/03/core-update-spam-policies?hl=ja


また本アップデートに関して、Google の広報担当者は以下のような明言が見つかりました。

このアップデートにより、当初考えていたよりも大幅な品質向上が実現しました。この作業全体で予想していた 40% の向上に対して、検索結果に表示される低品質で独創性のないコンテンツは 45% 減少しました。

引用:https://www.seroundtable.com/google-march-2024-core-update-finished-april-19-37299.html


上記の内容から、高品質の価値あるコンテンツの重要性が高まっていることが伺えます。


E-E-A-Tも大前提としつつ、コンテンツの検索意図や独自性、情報の鮮度なども見直しが必要だと言えるでしょう。


アメリカと日本の音声検索市場の比較

KDDIの調査によると、日本では「人前での音声検索は恥ずかしい」という回答が71%、自宅での音声検索においても14.2%という結果になっています。


一方、Yaguara.coによると、アメリカ人の50%が音声検索を毎日使用しているとのことです。


次に、アメリカで使用されるカテゴリを以下にまとめました。

使用カテゴリ

割合

天気

75%

音楽

71%

ニュース

64%

エンターテインメント

62%

小売り

54%

フードデリバリーとレストラン

52%

ヘルスケアとウェルネス

51%

消費者向け包装食品

49%

ローカルサービス

49%

予約する

47%

フィットネス

46%

ファッション

45%

旅行

43%

ファイナンス

42%

その他

42%

傾向として、日常で利用回数の多いtoC向けのカテゴリほど音声検索されていることが伺えます。


したがって、toC向けの商材を販促する場合、アメリカでは音声検索されることを前提とし、ページの表示速度をはじめとするスマホ最適化は必須と言えるでしょう。


よくある質問

よくある質問に関して、下記の内容をご紹介します。


  • アメリカのSEO対策について教えてください

  • アメリカのプロモーション事情について教えてください

  • アメリカのマーケティングの現状は?

  • アメリカの越境ECの市場規模は?

  • アメリカの動画配信で人気のサイトは?

  • アメリカで人気のあるSNSは何ですか?

  • 新しいSNSを使用してアメリカのユーザーにリーチしたいのですが、何がありますか?

  • アメリカの広告事情について教えてください

  • アメリカでビジネスを失敗する企業の特徴はありますか?

  • アメリカのデジタルマーケティングの現状について教えてください

  • アメリカではどの検索エンジンの利用率が高いのでしょうか?

  • リスティング広告の現状は?


アメリカのSEO対策について教えてください

以下の記事でアメリカのSEO対策の現状を解説しています。


【アメリカ向けSEO対策】日本と海外の違いを徹底解説


アメリカのプロモーション事情について教えてください

以下の記事でアメリカのプロモーション事情について解説しています。


アメリカにおけるプロモーションのトレンドと傾向|日本との違いや勝ち筋をご紹介


アメリカのマーケティングの現状は?

以下の記事でアメリカのマーケティングの現状を解説しています。


アメリカマーケティングの現状|ビジネス・マーケティングを成功させるには


アメリカの越境ECの市場規模は?

以下の記事でアメリカの越境ECの市場規模を解説しています。


【アメリカ越境EC】2024年最新の米国EC市場!ビジネスに参入するためのポイントについて解説


アメリカの動画配信で人気のサイトは?

以下の記事でアメリカの動画配信で人気のサイトを解説しています。


【2024年最新】アメリカの人気動画配信サイト7選|マーケティングにおすすめのプラットフォームを紹介


アメリカで人気のあるSNSは何ですか?

アメリカで人気のあるSNSは、以下の記事で解説していますのでご参考ください。


アメリカの人気SNSランキングTOP5|日本企業のSNSマーケティングを成功に導くコツ


新しいSNSを使用してアメリカのユーザーにリーチしたいのですが、何がありますか?

アメリカで利用される新しいSNSは以下の記事で、紹介していますのでご参考ください。


【2024年版】アメリカの新しいSNSを20選紹介!


アメリカの広告事情について教えてください

アメリカの広告事情は以下の記事で解説していますので、ご参考ください。


【2024年最新】アメリカの広告事情|トレンドを押さえた運用のコツ


アメリカでビジネスを失敗する企業の特徴はありますか?

アメリカでビジネスを失敗する企業の特徴に関しては、以下の記事で紹介していますのでご参考ください。


アメリカビジネス進出のメリットデメリット|成功・失敗例に学ぶマーケティングのコツ


アメリカのデジタルマーケティングの現状について教えてください

アメリカのデジタルマーケティングの現状を、以下の記事で解説していますので、ご参考ください。


【2024年版】アメリカのデジタルマーケティングトレンド | データを参考に解説


アメリカではどの検索エンジンの利用率が高いのでしょうか?

下記で、アメリカで人気の検索エンジンおよびデバイス別の利用状況を解説していますので、ご参考ください。


【2024年版】アメリカの検索エンジンTOP4|日本との比較とSEOマーケティングのコツ


アメリカのリスティング広告の現状は?

下記で、アメリカのリスティング広告の現状を解説していますので、ご参考ください。


【2024年版】アメリカのリスティング広告の状況|広告費全体の内訳も紹介


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