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2024年6月27日

【2024年版】アメリカのデジタルマーケティングトレンド | データを参考に解説

「アメリカでのデジタルマーケティングのトレンドは?」


このような疑問に応えるために、本記事では最新のデータを基にアメリカのデジタルマーケティングの現状を深掘りしています。


アメリカ市場でのブランド認知を高め、売上を伸ばすためのインサイトを得るには、ぜひこの記事をご覧ください。




【2024年版】アメリカのデジタルマーケティング概要

(出典:https://datareportal.com/reports/digital-2024-united-states-of-america)


2024年1月時点で、アメリカのインターネットユーザーは3億3,310万人で普及率は97.1%です。それに対して日本は1億440万人で普及率は84.9%となっており、アメリカの方が利用率が高いことが分かります。


またアメリカのSNSユーザー数は2億3,900万人で、人口の70.1%の普及に対して、日本SNSユーザーは9,600万人で、人口の78.1%に普及しています。この比較からアメリカではオンラインでのマーケティングは必須ではあるものの、世代に応じてリーチできない層もいる可能性があります。


総モバイル契約件数はアメリカが3億9,600万人(普及率116.2%)に対して、日本は1億8,890万人(普及率153.6%)という数字です。アメリカは地理的に広いため、地域によっては通信環境が不十分な場所もあり、これが普及率に影響を与えているかもしれません。


次にデバイス別の保有率は以下の通りです。

(出典:https://datareportal.com/reports/digital-2024-united-states-of-america)


下記の日本のデータと比べると、アメリカはモバイルやスマートフォン、PC以外にも、タブレットやゲーム、スマートウォッチ、スマートテレビ、スマートホームデバイスといった機器での保有率が高いことが分かります。

(出典:https://datareportal.com/reports/digital-2024-japan)


したがって、アメリカでオンラインマーケティングをする場合、ターゲットはどのデバイスを利用しているかを日本以上に考え、施策を検討する必要があります。


【2024年版】アメリカのインターネット利用事情

(出典:https://datareportal.com/reports/digital-2024-united-states-of-america)


インターネット利用事情について上記と下記のデータを比較すると、モバイルやPC&タブレット、モバイルのいずれのデバイスにおいても、アメリカは日本よりもインターネットの利用時間が長いことが分かりました。

(出典:https://datareportal.com/reports/digital-2024-japan)


やはりアメリカでのオンラインマーケティングは、効果的だと言えるでしょう。


次はアメリカのデバイス別のWebへのアクセス事情についてです。

(出典:https://datareportal.com/reports/digital-2024-united-states-of-america)


下記の日本のデータと比べると、アメリカでは日本同様に、PCでのアクセスが多い現状であることが分かります。

(出典:https://datareportal.com/reports/digital-2024-japan)


注目すべき点として、アメリカではPCの利用が前年と比べて17.4%増え、モバイル利用が16.2%減少している点です。今後も変動に対して注視は必要ですが、PC向けのデジタルマーケティング施策も検討すべきだと言えるでしょう。


【2024年版】アメリカのSEOトレンド

(出典:https://datareportal.com/reports/digital-2024-united-states-of-america)


下記の日本のデータと比べると、アメリカはYahoo!の利用率が低く、Googleに一極集中しているように見えます。

(出典:https://datareportal.com/reports/digital-2024-japan)


しかし、GoogleとYahoo!は同じ検索エンジンを採用しているため、実質日本とは大きく変わりません。


アメリカの検索エンジンに関しては、以下の記事で詳細を解説していますので、ご参考ください。


【2024年版】アメリカの検索エンジンTOP4|日本との比較とSEOマーケティングのコツ


【2024年版】アメリカのSNSトレンド

(出典:https://datareportal.com/reports/digital-2024-united-states-of-america)


アメリカのSNSユーザーは2億3,900万人います。


次のデータによると、アメリカで最も利用率が高いのがFacebook、2番目に高いのがInstagram、3番目がFacebook Messengerになります。

(出典:https://datareportal.com/reports/digital-2024-united-states-of-america)


しかし、2023年10月に41の州が、18歳未満のユーザーがソーシャルメディア依存症を促進しているとして、Meta社を訴訟するといった事案がありました。そのため、今後はFacebookやInstagram、Facebook Messengerの若年層の利用率が減少する可能性があります。


したがって、若年層向けの商品を取り扱っている場合、Meta社のみのSNSではリスクが大きくなることも考えられるので、リスクヘッジも視野に入れましょう。


以下の記事で、アメリカで人気のSNSや新しいSNSの詳細の解説をしてますので、ご参考ください。


アメリカの人気SNSランキングTOP5|日本企業のSNSマーケティングを成功に導くコツ


【2024年版】アメリカの新しいSNS10選!日本ではまだ知られていない次世代プラットフォームをご紹介


アメリカでブランドを認知される媒体

(出典:https://datareportal.com/reports/digital-2024-united-states-of-america)


上記はアメリカでブランドを認知される媒体に関してのデータです。


以下の日本データと比較すると、日本の口コミは5位の21.1%に対して、アメリカでは口コミが35.9%で1位という結果でした。

(出典:https://datareportal.com/reports/digital-2024-japan)


日本では検索エンジンが1位でアメリカは3位という結果になっています。


ただしアメリカでも検索エンジンが3位の34.4%となっており、1位の35.9%と大差がありません。そのため、低予算でマーケティングしたい場合は、デジタルを活用した口コミマーケティングと検索エンジンに向けての施策がメインになると言えるでしょう。


アメリカのデジタルマーケティングの注意点

アメリカの消費者の文化として、日本よりも返品をするのが一般的といった傾向があります。そのため、デジタルマーケティングの施策も必要ですが、消費者のニーズ調査および競合調査を行い、商品のローカライズをできるかが重要です。


特に越境ECを行う際は、返品が多いとダメージが大きいので注意が必要です。


文化の違いによる失敗を避けるためにも、アメリカのネイティブマーケターとプロジェクトを進めるのが得策です。


よくある質問

よくある質問に関して、下記の内容をご紹介します。


  • アメリカの広告事情について教えてください。

  • アメリカでビジネスを失敗する企業の特徴はありますか?


アメリカの広告事情について教えてください。

アメリカの広告事情は以下の記事で解説していますので、ご参考ください。


【2024年最新】アメリカの広告事情|トレンドを押さえた運用のコツ


アメリカでビジネスを失敗する企業の特徴はありますか?

アメリカでビジネスを失敗する企業の特徴に関しては、以下の記事で紹介してますのでご参考ください。


アメリカビジネス進出のメリットデメリット|成功・失敗例に学ぶマーケティングのコツ


アメリカでデジタルマーケティングの戦略立案&運用ならTheDigitalXへご相談ください

アメリカでのデジタルマーケティングの戦略立案や施策実行に不安がありましたら、The Digital Xにぜひ一度ご相談ください。


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