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24/7/17

【2024年最新】アメリカの人気動画配信サイト7選|マーケティングにおすすめのプラットフォームを紹介

【2024年最新】アメリカの人気動画配信サイト7選|マーケティングにおすすめのプラットフォームを紹介

近年、インターネットを媒体にした動画コンテンツが台頭してきており、中でも定額制の動画ストリーミングサービスの収益が急速に上昇してきています。このトレンドをいち早く取り入れ、マーケティングに活かすには、注目されやすいプラットフォームを把握しておくことが大切です。


この記事では、アメリカで人気の高い動画配信サイトを紹介し、日本との比較やマーケティングへの活用法について解説していきます。成功事例もあわせて紹介していきますので、アメリカマーケティング進出を検討している方は必見です。







【2024年最新】アメリカで人気の動画配信サイト5選

参照:statista「2015年から2023年までの米国で定額制ビデオ・オン・デマンド(SVOD)サービスを利用している消費者の割合


アメリカでは、「SVOD」と呼ばれる定額制動画ストリーミングサービスが、あらゆる年齢層のメディア消費者に定着しています。statistaのデータを参照すると、全体の83%がSVODを利用しており、アメリカだけで数十億ドルの収益を上げていることがわかりました。


参照:statista「米国における定額制ビデオ・オン・デマンド - 統計と事実


参照:MMD研究所有料で利用している動画再生アプリ※アメリカ


アメリカのストリーミング市場を独占しているのは「Netflix」であり、現在も数千万人のユーザーを抱えています。しかし、近年では「Hulu」「Amazon Prime Video」「Disney+」などが台頭してきており、競争が激化している傾向です。


参照:statista「2017年第2四半期から2021年第4四半期にかけて米国で最も人気のあるビデオストリーミングおよびダウンロードサービス


また、VODサービス全般におけるシェア率だと、Netflix・Amazon Prime Videoに次いで「YouTube」のシェア率が高いことがわかっています。CNBCの2023年時点のデータからは、アメリカの10代の若者はNetflixよりもYouTubeに時間を費やしており、1日の動画視聴時間の約30%がYouTubeであることが明らかになりました。


参照:SNBC「YouTubeがNetflixを抜いて10代の若者向けのトップビデオソースに


一方、日本の主要な動画ストリーミングサービスのランキングは以下の通りです。

参照:statista「2023年5月時点 日本の主要な有料動画ストリーミング配信サービス


日本では、Amazon Prime Videoのシェア率が最も高く、次いでNetflixが人気です。まずは、アメリカで人気の高い動画配信サイトを5つ紹介していきます。



YouTube

公式サイト


「YouTube」は、アメリカでもっとも注目されている動画配信サイトです。正しくは動画SNSであり、AVOD(広告掲載型の無料動画配信サービス)に分類されますが、アメリカ向けのマーケティングをおこなうなら軽視できないプラットフォームでしょう。


アメリカにおけるYouTubeのユーザー数は2億3,900万人であり、インドに次いで2位という高いシェア率を誇っています。similarwebが公開した「米国で最も多く訪問されたウェブサイト」のランキングでも、YouTubeが2位を獲得しました。


また、PIPER|SANDLERの調査では、「アメリカの10代の若者は1日の動画視聴の29%をNetflix、27%をYouTubeに費やしている」ということがわかっています。一方、YouTubeは日本でも人気が高く、月間利用者数は7,120万以上と高いシェア率です。


AVODであるYouTubeでは動画広告はもちろん、自社コンテンツの運用による認知拡大が狙えます。縦型の短尺動画である「YouTubeショート」の活用や、アメリカで人気のYouTuberを起用したインフルエンサー戦略も有効です。


参照:statista「2024年1月時点 ユーチューブ(YouTube)の利用者数が最も多い国(単位:100万人)」/similarweb「上位ウェブサイトランキング」/PIPER|SANDLER「2024年春の調査


Netflix

公式サイト


「Netflix」は世界最大のSVODであり、アメリカで最も知られているVODブランドです。アメリカとカナダの有料会員数は合算値のみ公開されており、2023年時点で約8,010万人が登録していることがわかっています。


日本においては、Amazon Prime Videoに次いでシェア率2位(21.7%)ですが、利用料金別のランキングだとNetflixが1位です。これまでSVOD市場で高いシェア率を誇っていたNetflixでしたが、2022年に加入者が減少したことは業界を揺るがす大きな話題となりました。


料金の高さが解約の主な理由であることから、Netflixではその打開策として「広告付きプラン」を導入しています。広告が配信される代わりに、比較的低額なプランで動画が楽しめることで注目され、2024年5月時点では全世界のユーザーのうち40%が加入している現状です。


このことから、Netflixが広告出稿による認知度向上に活用できるようになりました。2025年までには、独自の広告技術プラットフォームを導入する方針を明らかにしています。


参照:Reuters「ネットフリックス、広告付きプラン利用者が4000万人に急増」/statista「米国におけるNetflixの利用状況-統計と事実


Amazon Prime Video

公式サイト


「Amazon Prime Video」は、年間4,900円(税込)で加入できるSVODです。加入者は聴き放題の音楽コンテンツや通販送料無料など、Amazonの関連サービスが受けられることから、コスパが高いことで注目されています。


アメリカVODでは3番目のシェア率を誇っており、AmazonPrimeの会員数は2024年3月時点で1億8千万人です。この数字はAmazonの関連サービスの利用者数であるため、SVODの純粋な利用者数ではありません。


しかし、広告入りプランのユーザー数が月平均1億5千万人以上であることからも、シェア率の高さが伺えます。日本ではVODサービス利用者のうち7割以上のユーザーが加入しており、最もシェア率が高い傾向です。


Amazon Prime Videoでは、2023年1月からアメリカ・イギリス・ドイツ・カナダにおいて広告運用を開始しています。これはNetflixやDisney+とは真逆の戦略であり、広告はすべてのユーザーに対して適用される形です。


広告なしで視聴したい場合は、追加で月額2.99ドル支払うオプションプランを利用することになります。広告運用のプラットフォームとしては大いに活用できるでしょう。


参照:Bloomberg「アマゾン『プライム』米会員数が過去最高更新-前年比8%増」/MO民放online「AmazonのAVOD参入で広告セールスに影響 Netflix、ディズニーも対策



Hulu

公式サイト


「Hulu」は2007年に設立したSVODで、異なる料金プランがあるのが特徴です。日本とアメリカの2国間でのみシェアされており、日本では本国とは別の会社(日本テレビ)が提供しています。現在や過去に放映したテレビシリーズが視聴でき、ライブTVやオリジナル作品もあるのが強みです。


アメリカでは広告付き月額7.99ドルのプランがスタンダードで、2024第二四半期における有料会員数は5,020万人に上ります。Netflix・Amazon Prime Videoに次いで3番目のシェア率を誇っており、飽和状態にあるSVOD市場の中で着実にユーザー数を伸ばしている傾向です。


ほかのSVODと比べ、Huluにはミレニアル世代のユーザー数が多く、なかでも女性ユーザーの割合いが多い特徴があります。該当するユーザーをターゲットにした広告を打つ場合は、大いに活用できるでしょう。


参照:statista「2019年第1四半期から2024年第2四半期までの米国におけるHuluの有料会員数


Disney+

公式サイト


「Disney+」はウォルト・ディズニーが提供するSVODで、現在はHulu・ESPN・21世紀フォックスなどを傘下に迎えています。2019年にアメリカのSVODシーンに参入すると、瞬く間に多くのユーザーを獲得し話題となりました。


ほかのVODでは扱っていないディズニー作品はもちろん、独占配信などもおこなっているのが強みです。アメリカでは、2022年時点で1億5,210万人のユーザーが利用しています。一方日本では、同時点で全体の7.4%である340万人が登録している形です。


参照:statista「2020年第1四半期から2024年第2四半期までの世界のディズニー・プラス加入者数


日本では知られていないアメリカの人気動画サイト2選

日本人に馴染みのない動画プラットフォームでも、世界では人気があるケースも多いです。それぞれセキュリティ面や顧客サポートにおける独自性を持っており、主に既存のプラットフォームに不満を持つ層からの需要が高い傾向があります。


自社のターゲット層が明確になっているなら、これらのプラットフォームを活用したプロモーションも効果的におこなえるでしょう。そのためには、サイトの特徴や傾向をしっかり掴んでおくことが大切です。


ここからは、日本では知られていない、アメリカで人気の動画サイトについてみていきましょう。


Vimeo

公式サイト


「Vimeo」は、2023年時点で全世界に2億6千人以上のユーザー数を誇る動画プラットフォームです。英語圏に集中しているため、アメリカ含む英語圏へのマーケティングに活用できます。


主にプロのクリエイター向けのポートフォリオとして活用することを推奨しており、オリジナルコンテンツのみが投稿可能です。アマチュア向けであるYouTubeとの差別化を図っています。


Vimeoに広告表示はありませんが、動画コンテンツによる投稿は可能です。そのため、ブランドの色や世界観などを伝える認知度向上目的や、セミナー動画の販売・レンタルなどの目的で活用するのがベターでしょう。


また集客をYouTube、動画販売をVimeoでおこなうなど、プラットフォームを使い分ける方法もおすすめです。


Brightcove

公式サイト


Brightcove」は、アメリカ発祥のtoB向け有料動画配信サービスです。主にテレビ局や新聞局などで活用されており、高速・高品質な動画が配信できます。また、動画コンテンツにおける視聴データを詳しく分析できるため、ユーザーの潜在ニーズ把握に役立つのが強みです。


Google Ad ManagerやFreeWheelと連携が可能で、広告運用におけるPDCAサイクルが回しやすいメリットもあります。動画のアップロードや管理などは直感的なインターフェースでおこなえることから、初心者でも動画マーケティングがしやすい傾向です。



アメリカのインターネット事情

参照:DATAREPORTAL「デジタル2024:アメリカ合衆国


2024年1月時点でのアメリカのインターネット利用者数は3億3,110人(全体の97.1%)です。また、動画ストリーミングサービスは全体の77.2%が利用しており、現在オンライン上の動画プラットフォームにおける世界最大市場として注目されています。


ここからは、アメリカ国内のインターネット事情について簡単にみていきましょう。


ケーブルTVからストリーミングTVへ

参照:DATAREPORTAL「デジタル2024:アメリカ合衆国


アメリカでは若い世代を中心に、近年ケーブルテレビから動画視聴プラットフォームへの移行がみられます。この動きは「コードカット」と呼ばれており、Nielsenの調査では、アメリカ全世帯の3分の1が、テレビに視聴していた時間をストリーミングTVに充てていることがわかりました。


上記DATAREPORTALのグラフからは、アメリカにおけるインターネットの主な利用方法について、61.5%が「動画視聴」と回答しています。


ハイブリッド型サブスクサービス「FAST」の需要

動画配信サービスが台頭した当初は、広告のない快適な有料サブスク系動画サービスが人気でした。しかし、近年では不況の影響もあり、家計の見直しによるハイブリッド型のサブスクサービス「FAST(Free Ad-supported Streaming TV)」の需要が高まっています。


このFASTとは、広告ありの安価な会員プランのことです。ユーザーは通常よりも安く加入でき、企業にとっても広告露出の機会が拡大するメリットがあります。これまでSVODとAVODは異なるビジネスモデルとして台頭してきましたが、今後はこの中間的サービスであるハイブリッド型のVODが台頭する見通しです。


アメリカにおける映像広告の特徴

アメリカと日本では、配信するプラットフォームは類似しているものの、映像広告に大きな違いがあります。日本のCMは品質や安全性を担保する内容が多い一方で、アメリカではインパクトのあるユニークな内容のものが多い傾向です。


詳しい内容については、以下の記事を参考にしてください。

【2024年最新版】アメリカの広告事情|トレンドを押さえた運用のコツ


アメリカの動画サイトを活用したマーケティングのコツ

動画マーケティングのメリットは、一度に多くの情報を視覚的に伝えられる点や、ブランドの認知を高めて新規顧客・リード獲得が狙える点です。ここからは、アメリカの動画サイトを活用したマーケティングのコツについて紹介していきます。


動画プラットフォームの広告

アメリカで動画マーケティングを効果的におこなうなら、まず動画配信サイトにおける広告出稿を検討しましょう。日本では嫌がられる動画の冒頭や合間に流れる映像広告も、アメリカでは比較的抵抗なく受け入れられる傾向があるため、サービスや商品の認知拡大に活用できます


YouTubeを活用した動画マーケティング

YouTubeは、Googleアカウントでログインすれば誰でもチャンネルが作れるAVODです。投稿するだけなら動画作成のコストのみで運用できるため、チャレンジしやすいメリットがあります。


YouTubeはアメリカでもトップクラスの人気動画サイトであるため、うまく活用すればコストパフォーマンスも期待できるでしょう。ただし競合も多いので、YouTubeアナリティクスなどを活用し、分析しながら効果的な運用を心掛けることが重要です。


アメリカ動画サイトを活用したマーケティング成功事例

最後に、アメリカの動画サイトを活用したマーケティング成功事例を2つご紹介します。実際の運用の参考にしてみてください。


YouTubeを活用したマーケティング成功事例①Groupon



「Groupon」は、アメリカの共同購入型クーポンサービスです。YouTube上の広告で子育て世代をターゲットにした割引クーポンを宣伝し、ブランドの認知度向上に成功しました。主に、クーポンでお得にレジャー・グルメなどを楽しんでいる映像広告を配信しています。


YouTubeを活用したマーケティング成功事例②Friskies



Friskies」は、アメリカのペットフードブランドです。YouTubeのプラットフォームにおいて、オンラインメディアである「BuzzFeed」の広告枠を活用して広告配信をおこないました。猫を起用した動画広告が注目され、多くのユーザーにシェアされたことで認知度上昇に成功しています。


アメリカの動画サイトに関するよくある質問

ここからは、「アメリカ動画サイト」に関するよくある質問に回答していきます。


  • アメリカのデジタルマーケティングの最新情報を教えてください

  • アメリカでビジネスを成功させるコツはありますか?

  • アメリカで人気のあるSNSを教えてください

  • アメリカでよく使われる検索エンジンは何ですか?


アメリカのデジタルマーケティングの最新情報を教えてください

以下でアメリカにおけるデジタルマーケティングのトレンド情報を解説しています。

【2024年版】アメリカのデジタルマーケティングトレンド | データを参考に解説


アメリカでビジネスを成功させるコツはありますか?

以下の記事でアメリカビジネスを成功させるポイントについて解説しています。

アメリカビジネス進出のメリットデメリット|成功・失敗例に学ぶマーケティングのコツ


アメリカで人気のあるSNSを教えてください

以下の記事で、アメリカの人気SNSランキングと、SNSマーケティングのコツについて解説しています。

アメリカの人気SNSランキングTOP5|日本企業のSNSマーケティングを成功に導くコツ


アメリカでよく使われる検索エンジンは何ですか?

【2024年版】アメリカの検索エンジンTOP4|日本との比較とSEOマーケティングのコツ



アメリカの動画サイトを活用したデジタルマーケティングはTheDigitalXにおまかせください

アメリカを含む動画ストリーミング市場は、近年目まぐるしく変化しています。今後も効果的にアメリカマーケティングをおこなうなら、ネイティブかつ最新の情報収集が欠かせないでしょう。


弊社では、デジタルマーケティングのプロフェッショナルの観点と実績から、最新トレンドやネイティブな市場データを考慮した、効果的なマーケティング施策の提案が可能です。アメリカ動画サイトを活用したデジタルマーケティングを検討している方は、ぜひ一度ご相談ください。



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