2025年1月13日
【2024年版】韓国のSEO対策の状況|NaverとGoogleのSEO対策の違いも解説

本記事では、韓国のSEO対策の状況について解説します。
結論、2024年5月にNaverとGoogleの検索エンジンの利用率の変動があり、今まではNaverでのSEO対策でしたが、今後の動向によってはGoogleとなる可能性があります。
以下で詳細を解説します。
韓国のSEO対策の状況
2024年1月の韓国で利用率の高いWebサイトのランキングを見ると、Googleが2位、Naverが3位となっています。

(出典:https://datareportal.com/reports/digital-2024-south-korea)
ただし、Statconter Global Statsのデータを見ると、2024年2月まではGoogleが60%台でしたが、5月にはGoogleが41.9%、Naverが52.9%と利用率に変動がありました。
ただし、7月にはGoogleの利用率が再度上回ったので今後も注視が必要です。
以下の記事ではデバイス別で検索エンジンの利用率について解説していますので、ご参考ください。
韓国検索エンジントップシェア4選!NAVERの活用法やGoogleとの違いをご紹介
次は韓国で顧客がブランドを認知する媒体に関してのデータで、検索エンジンが1位となっています。

(出典:https://datareportal.com/reports/digital-2024-south-korea)
ただし韓国では購入のフローとして、Naverのリスティング広告内にあるページから比較検討してから購入するという傾向があるため、SEOだけのデータではないと考えられます。
NaverとGoogleのSEO対策の違い
NaverとGoogleのSEO対策の違いとして、以下が挙げられます。
まず1つ目に関して、Googleにはプラットフォームにおける制限はありませんが、NaverはNaverブログを使用した方が、上位表示されやすくなります。実際にNaverブログと、Naver以外のブログのように分類して検索結果に表示しています。
次にGoogleは広告枠が3枠に対して、Naverでは広告が最大10枠表示されるため、結果としてSEOからの流入が少なくなるといった違いもあります。
3つ目は、Naverブログの定期的な更新はもちろん、Naverコミュニティへの参加でSEO評価の向上を図る点がGoogleと異なります。Naverコミュニティに関して、主要なものを以下にまとめました。
Naverコミュニティ | 概要 |
Naverカフェ | 特定のテーマに沿ったディスカッションが活発。 |
Naver知識iN | 専門的な質問や日常の疑問に対応した知識共有の場。 |
Naverニュース | ニュースの閲覧やコメント投稿、記事共有などを行う機能。 |
これらの違いから、NaverにおいてSEOの難易度は高く、リスティング広告での対策がメインとなります。
韓国におけるSEO対策の注意点
NaverとGoogleでは、同じ検索キーワードでも検索結果がまるで異なります。そのため、検索エンジンの利用率に変動があった場合、SEO対策の費用や労力がムダになる可能性があります。
そのため、韓国においてはリスティング広告の他にアフィリエイト広告を利用することで、検索ユーザーに対してリーチするのも1つだと言えるでしょう。
よくある質問
よくある質問を下記にまとめました。