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2024年12月31日

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結論、2026年を境にこれまで最も規模の大きかったテレビ広告を上回ると予測されるほど、アメリカではリスティング広告が拡大しています。


そのため、アメリカでリスティング広告は重要なチャネルの1つだと言えるでしょう。


本記事では、アメリカでリスティング広告を出稿したい方向けに、以下の内容をご紹介します。




[著者]:The Digital X編集部海外におけるデジタルマーケティングのプロ集団である合同会社The Digital Xのメンバーが手掛けるブログです。著者の詳しいプロフィールはこちらから



アメリカのリスティング広告の状況


アメリカで最も使用されているWebサイトは、Googleです。2位のYouTubeの総訪問者数と比較すると、Googleは3倍ほど差をつけており、圧倒的な利用率を誇ることが分かります。


アメリカで最も使用されているWebサイト

以下の日本のデータと比較すると、アメリカの人口は日本の2.7倍に対して、総訪問者数が5.5倍という結果になっています。


日本で最も使用されているWebサイト

したがって、Googleでリスティング広告を出稿することで、アメリカの大多数のユーザーにリーチできると言えるでしょう。


アメリカのデバイス別の検索エンジン利用状況に関して、以下で解説していますのでご参考ください。



次は、アメリカの広告費の内訳に関してのデータです。


アメリカの広告費の内訳

検索広告が、2024年の132.7億米ドル(1兆9,157億円)から2029年の203.8億米ドル(2兆9,421億円)まで、増加する予測となっています。


今まではテレビ広告の市場が最も大きかったのですが、2026年を境に検索広告が上回るとされており、リスティング広告の重要性が高まると言えるでしょう。


そして次は、アメリカで顧客がブランドを認知する媒体に関するデータで、検索エンジンが3位となっています。


アメリカで顧客がブランドを認知する媒体に関するデータ

上記はSEOも含むため、リスティング広告のみのデータとは言い難いですが、先ほど紹介した検索広告の市場拡大の背景を考慮すると、重要性は高いと言えるでしょう。




アメリカのデバイス利用率および利用時間


以下は、アメリカのデバイス利用率に関するデータです。


アメリカのデバイス利用率

以下の日本のデータと比べると、アメリカではタブレットやスマートウォッチ、TVストリーミング・デバイスなどが、日本の2~3倍程度利用されていることが分かります。


日本のデバイス利用率

以下は、アメリカのデバイス別の1日利用時間のデータになります。


アメリカのデバイス別の1日利用時間

以下の日本のデータと比べると、アメリカではスマホやPC、タブレットの利用時間が1.5~2倍程度長いことが分かります。


日本のデバイス別の1日利用時間

データが不十分だと逆に悪くなってしまうので、広告期間が短い場合はデータが溜まるまでの2~3ヶ月は自動入札としましょう。


そして、溜まったらデータを見てからデバイス別入札調整をすることで、効果的に運用できます。

実際の現場の声(契約社員より)

結局は、販売するサービス・商材のターゲットユーザーが、どのようなデバイスを使うのかが重要です。


アメリカを始めとする海外と日本のリスティング広告の違い


アメリカを始めとする海外と日本のリスティング広告の違いを以下にまとめました。

違い

概要

為替によるクリック単価の影響

広告画面で表示を円表示をドル表示にするので、想定を超えるわけではない

広告主の数も多いため、競合の数が増える

その分クリック率が下がるので、クリエイティブや文章の検証が必要

文章キーワード

日本ではキーワードの羅列に対し、アメリカでは文章で検索される

訴求内容を冒頭に配置するのが難しい

英語の特性上、名詞が後ろにくるので訴求内容を冒頭に配置するのが難しい

文字数が異なる

言語の違いによって同じ内容で文字数に違いがある

実際の現場の声(契約社員より)

広告費用の決済方法に関して、基本はクレジットカード払いですが、今後はデポジットになるという噂もあります。


アメリカにおけるリスティング広告の注意点


アメリカの場合は州ごとに広告規制が異なるため、ターゲティング地域に応じた法規制の遵守が必要です。以下に規制をまとめました。

規制

対象地域

たばこ製品の販売禁止

・カリフォルニア

・サンフランシスコ

アルコール飲料取扱の免許

・ニューヨーク

参考)


また、日本語からツールを使って翻訳すると、言語の特性的に文章構成が違うため、現地ユーザーからすると読みにくくなります。


したがって、現地ユーザー向けに広告文や遷移先のページなどを翻訳する必要があります。




よくある質問


よくある質問に関して、下記の内容をご紹介します。


  • アメリカのマーケティングの現状は?

  • アメリカの越境ECの市場規模は?

  • アメリカの動画配信で人気のサイトは?

  • アメリカで人気のあるSNSは何ですか?

  • 新しいSNSを使用してアメリカのユーザーにリーチしたいのですが、何がありますか?

  • アメリカの広告事情について教えてください。

  • アメリカでビジネスを失敗する企業の特徴はありますか?

  • アメリカのデジタルマーケティングの現状について教えてください。


アメリカのマーケティングの現状は?


以下の記事でアメリカのマーケティングの現状を解説しています。



アメリカの越境ECの市場規模は?


以下の記事でアメリカの越境ECの市場規模を解説しています。



アメリカの動画配信で人気のサイトは?


以下の記事でアメリカの動画配信で人気のサイトを解説しています。



アメリカで人気のあるSNSは何ですか?


アメリカで人気のあるSNSは、以下の記事で解説していますのでご参考ください。



新しいSNSを使用してアメリカのユーザーにリーチしたいのですが、何がありますか?


アメリカで利用される新しいSNSは以下の記事で、紹介していますのでご参考ください。



アメリカの広告事情について教えてください。


アメリカの広告事情は以下の記事で解説していますので、ご参考ください。



アメリカでビジネスを失敗する企業の特徴はありますか?


アメリカでビジネスを失敗する企業の特徴に関しては、以下の記事で紹介していますのでご参考ください。



アメリカのデジタルマーケティングの現状について教えてください。


アメリカのデジタルマーケティングの現状を、以下の記事で解説していますので、ご参考ください。




アメリカでリスティング広告の戦略立案&運用ならTheDigitalXへご相談ください


アメリカでリスティングを実施する上で、現地ユーザーを意識した広告文の翻訳は重要となります。


ここを失敗すると、アプローチしたいターゲットに訴求できず、予算ばかり費やしてしまいます。


弊社は、18年以上海外デジタルマーケティングに携わり、現地のマーケターと共同で進めるため、どのようにアプローチすれば良いかをご提案できます。


アメリカでリスティング広告を検討している場合、ぜひ一度ご相談ください。



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