2024年6月24日
海外向けおすすめフリマ10選!海外向け物販で収益アップを狙おう
これまでは国内向けの物販がメジャーでしたが、新規参入が急激に進み、さらに海外からの日本人気の高まりを受け、現在は「海外向けの物販」が注目を集めています。
事実、ポストコロナの現在においても、海外からの日本の物品の購入は二桁成長を続けていて、今後もこの傾向は継続する見通しです。
出典:(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000115.000015238.html)
そして、海外向けの物販で活用したいのが「海外向けフリマ」だといえます。
海外向けのおすすめフリマや収益アップを狙うコツについて、越境EC、海外ECモールへの出店を促進支援しているプロフェッショナルの視点で詳しく解説していきます。
海外向けおすすめフリマ10選
まずは、海外向けのおすすめフリマについて10サービス紹介していきます。
メルカリ
eBay
Amazon
Ichi
minne
Creema
Etsy
depop
Vestiaire Collective
Idle fish
Carousell
運営企業の国籍や扱っている商材、特徴などについて見ていきましょう。
メルカリ
あまり知られていませんが、メルカリは海外向けの物販についても対応しています。
「公式連携済みの越境EC事業者」が海外顧客とのコミュニケーション、発送の手続き等を代行するため、出品者がやるべきことは通常の日本国内向けの出品と変わりません。
取引の流れは下記の通りです。
国内の出品者が商品を出品する
海外の購入者が「提携越境EC」に購入依頼をする
「提携越境EC」が国内の出品者から商品を購入する
国内の出品者が「提携越境EC」の国内倉庫に発送する
「提携越境EC」が海外の購入者に発送する
出品者が「提携越境EC」に受け取り評価する
出典:(https://jp-news.mercari.com/contents/2351)
日本向けの出品と同様の手順で取り組める点は大きな魅力であり、手軽に海外向け物販を始めたい方におすすめです。
海外の方の目に止まりやすいように、アカウント名や商品詳細をターゲット国の言語で記述するといった工夫で、海外需要を取り込んでいきましょう。
eBay
eBayは世界有数のオンラインマーケットプレイスであり、扱う商品数、および商品ジャンルは最大規模です。
一般的なフリマアプリのように出品者が価格をつけることも可能ですが、オークション形式での販売にも対応しています。
海外向けの物販は「商品価格の付け方」で利益が大きく変わるので、オークション形式で需要に見合った価格を容易につけられるのは非常に魅力的です。
Amazon
圧倒的な知名度を誇るAmazonを使って、海外向けの物販を行うのも選択肢の1つです。
すでにAmazonを使って国内向けの物販ビジネスを展開している場合、コストを最小限に抑えながら海外市場へと進出できる点が最大の魅力です。
Amazonによる海外に向けた販売支援が手厚いため、海外向け物販に初めて取り組む方にもおすすめできます。
Ichi
Ichiは日本の企業が運営する、日本から海外に向けた出品に特化したフリマサービスです。
海外物販に特化しているだけあり、24種類もの言語に対応し、自動翻訳機能が搭載されているため、日本語による出品が可能。
海外向けの物販は言語の壁がネックであり、この点を憂慮していた方におすすめできます。
minne
minneは主にハンドメイド商品を扱う日本の物販サービスで、海外向けの販売にも対応しています。
日本人気の高まりにより「和柄」といった日本の文化に関連したアイテムは人気を集めているため、ハンドメイド商品を海外展開していきたい方におすすめです。
出品方法はメルカリと同様に、公式が提携した越境ECを間に挟む形となり、国内向けの出品、販売と同じ流れで対応できます。
Etsy
アメリカ企業が運営するEtsyは、ハンドメイド作品に特化した世界的に知名度のあるフリマサービスです。
日本語版の公式サイトを提供していて、さらに日本語による出品ガイドが用意されているため、海外言語による出品に不安を感じる方におすすめできます。
また、ヴィンテージアイテムについても取り扱いがあるため、日本のヴィンテージアイテムを海外に向けて販売したいケースにも対応しています。
depop
depopはZ世代から大きな注目を集める、新時代のファッション特化のフリマアプリです。
最大の特徴は、SNS要素を取り入れている点です。
全体的なUIがInstagramをモチーフにしており、商品の出品を「投稿する」ようなイメージで行います。
いいね
フォロー
DM
こういったSNS要素が漏れなく搭載されているため、Z世代に向けたファッションアイテムを販売することに適しています。
Vestiaire Collective
Vestiaire Collectiveはフランス企業が運営する高級ブランドアイテムや、ラグジュアリーアイテムに特化しています。
ファッション大国のフランスらしく、非常にエレガントなWebサイトに仕上げており、サービス全体から高級感を感じられます。
円安によりブランドアイテムを相対的に安く仕入れられるという日本の特徴を活かし、ブランドアイテムの海外向け物販に参入したいケースにおすすめです。
Idle fish(閑魚)
「中国版メルカリ」ともいえるのが、こちらのIdle fishです。
中国最大のECであるTmallと同じアリババグループが運営しているため、中国に向けて物販を安心して展開できる点が最大の強みです。
メルカリと同じような流れで出品できるため、中国向けの物販に初めて取り組む方におすすめできます。
Carousell
Carousellはシンガポールの企業が運営する、東南アジアで広く利用されているフリマサービスです。
「東南アジア版メルカリ」といえばわかりやすく、幅広いジャンルの商品の取り扱いがあります。
東南アジアは経済成長著しく、日本人気も極めて高いので、東南アジア向けに海外物販を開始したい方におすすめです。
海外向け物販で収益アップを狙うコツ3選
上記フリマアプリを利用することで海外に向けて出品を行うことはできますが、販売につながらなければ収益アップは叶いません。
需要が伸びている商品を扱う
出品者情報を充実させる
ターゲット国の物販に関わるルールを把握しておく
ここからは、海外向け物販で収益アップを狙うコツとして、上記3点について解説していきます。
需要が伸びている商品を扱う
海外向け物販に取り組む上で欠かせないのが「需要がある商品の把握」です。
日本人気が世界中で高まっているとはいえ、具体的にどのような商品が人気を集めているのかを知っておかなければ、安定して収益をあげることはできません。
先ほどおすすめのフリマサービスとして紹介した「eBay」の日本法人によれば、2023年度に日本から海外に向けた取引の上位を占めるのは下記の10のジャンルです。
1位のレディース向けのアパレルアイテム、そして2位の時計、アクセサリーについては、近年のトレンドとして定着しています。
一方、前年比較で5位から3位まで順位を上げているアニメ関連のアイテムは、今後より一層需要が高まる可能性があります。
商品の需要はトレンドを強く反映するため、今後も注意深く動向をチェックし、柔軟に対応することが求められます。
出品者情報を充実させる
国をまたいだ商品の購入は、何かと不安がつきものです。
海外の顧客を安心させ、納得して商品を購入してもらうためには、出品者情報を充実させることが求められます。
参考として、下記画像をご覧ください。
こちらは、eBayにて日本のアニメグッズを専門に扱うアカウントで、3,000件に迫る取引実績を有しています。
ご覧のように、出品者情報を全て英語で記載しており、さらに下記の情報を漏れなく記載しています。
海外ユーザーに向けた挨拶
古物商許可証情報
詐欺防止のための情報
このように、出品者アカウントの情報を充実させ、ユーザーが安心して取引に応じられるような環境を整備しましょう。
ターゲット国の物販に関わるルールを把握しておく
海外向けの物販で注意すべき点に、物販に関するルールの把握があります。
最も注意すべきは、海外に向けて発送が禁止されている商品です。
食品
バッテリー
引火性のある物品
動植物
こういった商品を海外に発送する場合、ターゲット国の法律に注意する必要があります。
他にも、税関や関税、注意すべき各種法律が存在するため、事前に下調べを行いましょう。
不安な場合は、フリマサービスや越境ECの活用が有効です。
たとえばメルカリでは、提携済みの越境EC事業者が間に入ってやり取りをしてくれるため、法律やルールを遵守した取引が簡単にできます。
まとめ
海外向け物販は全世界を相手に物販ビジネスを展開できるため、国内向けの物販よりも大きな収益をあげる可能性を秘めています。
海外向けのフリマサービスや越境ECを活用し、効率的、かつ安全に取引を進め、物販ビジネスの収益を最大化していきましょう。
私たち「The Digital X」では、越境ECを用いて自社ブランドを海外展開してきた経験から得られた、再現性の高い越境EC戦略を提供しています。
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