2024年12月25日
【2024年データ考察】マレーシアの人気SNS事情を解説!日本との違いは?

マレーシアではTikTokやYouTube、Facebookの利用者数が多く、人気のSNSとなっています。
日本では考えられませんが、マレーシアでは若年層の割合が高いためか、TikTokが金融コンテンツに関する意思決定に大きな影響を与えているケースもありました。
SNS | 利用者数 | 広告リーチ | |
1位 | TikTok | 2,868万人 | 85.4% |
2位 | You Tube | 2,410万人 | 69.9% |
3位 | 2,235万人 | 64.8% | |
4位 | 1,570万人 | 45.5% | |
5位 | Facebook Messenger | 1,185万人 | 34.4% |
参考:https://datareportal.com/reports/digital-2024-malaysia
本記事では、デジタルマーケティングに18年以上携わってきたThe Digital Xが、ベトナムと日本のSNS事情を比較して考察したり、各SNSのマーケティング活用方法のヒントをお伝えしたりします。
マレーシアのSNS全体の利用者数
マレーシアの人口は3,500万人程度であり、このうち15歳から34歳の若年層は920万人、SNS利用率はおよそ30%です。
マレーシア | 日本 | |
人口 | 3,467万人 | 1億2,300万人 |
若年層人口 | 920万人(28.1%) | 2,390万人(19.5%) |
SNS利用者数 | 3,070万人(88.5%) | 8,600万人(70%) |
出典:https://datareportal.com/reports/digital-2024-malaysia
出典:https://www.meltwater.com/en/blog/social-media-statistics-malaysia
日本と比較しても若年層の割合が高く、また国民の大半がSNSを活用していることがわかります。
また、マレーシア人の国民性については、実際にマレーシアを訪れると下記のような特徴を持っていることを理解できます。
イスラム教やムスリムと聞くと、どうしても過激なイメージを持ってしまいますが、実際は大半の人々は穏やかで、過激派は一部に過ぎません。
多くのマレーシア人は日本に対する強いリスペクトを持ってくれているため、日本企業によるマレーシアへの越境ビジネスは、他の国に比べて相対的に有利な一面を持っています。
マレーシアにおける人気のSNS
マレーシアで人気のSNSを以下にまとめました。
SNS | 利用者数 | 広告リーチ | |
1位 | TikTok | 2,868万人 | 85.4% |
2位 | You Tube | 2,410万人 | 69.9% |
3位 | 2,235万人 | 64.8% | |
4位 | 1,570万人 | 45.5% | |
5位 | Facebook Messenger | 1,185万人 | 34.4% |
参照:https://datareportal.com/reports/digital-2024-malaysia
マレーシアでは、利用者数と広告リーチともにTikTokが1位となっており、ついでYouTubeやFacebookが人気となっています。
続いて日本で人気のSNSは次の通りです。
SNS | ユーザー数 | 広告リーチ | |
1位 | LINE(ライン) | 9,600万人 | - |
2位 | You Tube(ユーチューブ) | 7,860万人 | - |
3位 | X/旧Twitter(エックス/旧ツイッター) | 7,340万人 | 59.7% |
4位 | Instagram(インスタグラム) | 5,545万人 | 45.1% |
5位 | Facebook(フェイスブック) | 1,575万 人 | - |
参照:https://datareportal.com/reports/digital-2024-japan
日本とマレーシアを比較すると、マレーシアではTikTokの利用者数が顕著なことから開放的で陽気な国民性が伺えます。TikTokの他にYouTubeも利用者数や広告リーチが多いことから、動画コンテンツは、有効だと言えるでしょう。
以下で、マレーシアの1〜5位のSNSについて解説していきます。
TikTok
TikTokは、Instagramよりもさらに下のZ世代を中心に利用されており、男性より女性の方が20%程度利用者数が多いです。
利用者層 | ・Z世代が中心 ・男性40.7%、女性59.3% |