24/9/26
【2024年最新】越境EC事業に使える補助金制度一覧|活用のメリットや注意点をご紹介
補助金は、政策目標に沿った事業を展開する中小企業に対し、国や自治体がその取り組みを支援する制度で す。これから越境EC事業に参入しようと考えている方の中には、補助金制度の活用を検討している方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、越境事業を支援して18年の実績を持つ弊社TheDigitalXが、以下の疑問を解決していきます。
「2024年現在、越境EC事業に活用できる補助金制度は?」
「補助金制度を越境EC事業に活用するメリットとデメリットは?」
さらに、補助金制度を選ぶ際の注意点や、選び方のコツについても解説しますので、ぜひ参入時の参考にしてみてください。
越境EC事業に利用できる補助金の種類
補助金は、行政が中小企業の事業促進・活性化のために支給するお金であり、その多くは返済不要であることが多いです。ただし、必要経費のすべてが賄えるわけではないため、補助の割合や上限についてはしっかり確認しておくことが大切になります。
2024年9月現在、活用できる主な補助金制度は以下の4つです。
ものづくり補助金
小規模事業者持続化補助金
事業再構築補助金
自治体独自の補助金
以前は「IT導入補助金」も越境EC事業に活用できましたが、現在は募集を終了しています。年度ごとに制度内容は変更されるため、必ず公式サイトを確認するようにしてください。
まずは、越境EC事業に活用できる主な補助金の種類について詳しくみていきましょう。
ものづくり補助金
「ものづくり補助金」と呼ばれる「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」制度は、電子申請システムのみで受け付けている補助金です。主に、中小企業が事業の拡大・維持・向上のためにおこなう制度変更を支援する目的で給付されています。
支援類型は大きく3つありますが、越境ECで活用できるのは「グローバル枠」です。
種類 | グローバル枠 |
---|---|
補助額 | 3,000万円(3,100~4,000万円) |
補助率 | 2分の1(小規模・再生事業者は3分の2) |
対象経費 | 機械装置・システム構築費運搬費技術導入費知的財産権等関連経費外注費専門家経費クラウドサービス利用費原材料費海外旅費通訳・翻訳費広告宣伝・販売促進費 など |
参照:ものづくり補助金総合サイト「公募要領(18次締切)