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2024年8月15日

オーストラリアの検索エンジンランキングTOP5!オーストラリアのSEOを攻略するポイントとは?

オーストラリアは移民大国ということもあり、今後も経済成長が見込まれる国の一つです。


また、イギリス統治の影響から英語圏という特徴も持っており、ビジネスチャンスを伺うには絶好の国と言えます。


そんなオーストラリアにビジネスを仕掛ける上で欠かせないのがマーケティングではないでしょうか?


とくに検索エンジンやSEOを駆使したコンテンツマーケティング、あるいはリスティング広告は、ビジネスチャンスを最大化する上で欠かせない手法です。


  • 検索エンジン

  • 使用デバイス

  • 使用ブラウザ

  • 検索されているWebサイト

  • 検索されているキーワード


コンテンツマーケティングに欠かせない上記の点について、デジタルグローバルマーケティングのプロフェッショナルの視点から解説していきます。





オーストラリアの検索エンジン

まずはオーストラリアで使用されている検索エンジンのシェアを、日本と比較しながら解説していきます。


両者の詳細は下記の通りです。


【オーストラリアの検索エンジンランキング】


検索エンジン

シェア

Google

94.38%

Bing

4.03%

Yahoo!

0.7%

DuckDuckGo

0.6%

Ecosia

0.1%

出典:Search Engine Market Share in Australia - June 2024 - statcounter


【日本の検索エンジンランキング】


検索エンジン

シェア率

Google

77.98%

Yahoo!

12.54%

Bing

8.1%

DuckDuckGo

0.31%

YANDEX

0.31%

出典:Search Engine Market Share in Japan - June 2024 - statcounter


ご覧のように、オーストラリアではGoogleのシェアが94.38%と「Google一強」の様相を呈しています。


一方、日本はGoogleが77.98%、Yahoo!が12.54%と続き、Google一強ではないように見えます。


しかし、Yahoo!が使用する検索エンジンはGoogleのものなので、実質的に日本のGoogleのシェアは90%を超えるため、Google一強です。


したがって、オーストラリアのコンテンツマーケティングは「Google対策」という日本と同様の手法で問題ないでしょう。



検索時のデバイス

続いて、オーストラリアの使用デバイスについて解説していきます。


【オーストラリアの使用デバイスランキング】


デバイス

シェア率

スマホ

63.89%

PC

33.98%

タブレット

2.1%

出典:オーストラリアの6月 2024におけるプラットフォーム別のトラフィックシェア - similarweb


【日本の使用デバイスランキング】


デバイス

シェア率

スマホ

75.43%

PC

22.55%

タブレット

2.02%

出典:日本の6月 2024におけるプラットフォーム別のトラフィックシェア - similarweb


2024年6月時点では、オーストラリアと日本の使用デバイスのシェアは上記表の通りです。


いずれもスマートフォンが半数を大きく超えるシェアを誇りますが、日本の方がシェア率が高いです。


その分、オーストラリアはPCのシェアが大きいですが、スマートフォン優位の傾向には変わらないため、「モバイル対応」を進める必要性が伺えます。

検索時のブラウザ

続いて、検索時に使用されているブラウザについて解説していきます。


【オーストラリアの検索時のブラウザランキング】

ブラウザ

シェア率

Chrome

54.89%

Safari

29.31%

Edge

8.25%

出典:Browser Market Share in Australia - June 2024 - statcounter


【日本の検索時のブラウザランキング】


ブラウザ

シェア率

Chrome

56.91%

Safari

22.77%

Edge

13.54%

出典:Browser Market Share in Japan - June 2024 - statcounter


ブラウザについては両者ともにほとんど同じで、Google製のChrome、Apple製のSafariの二強です。


日本、オーストラリアともにアメリカの影響を強く受ける西側に寄った国なので、このようなシェアになるのでしょう。


したがって、ブラウザの最適化は日本と同様で問題ありません。


検索されているWebサイトランキング

次に、検索されているWebサイトについて解説していきます。


【オーストラリアのWebサイトランキング】


Webサイト

ビュー数

Google

1,813,344,854

YouTube

913,689,881

Facebook

2,426,990,686

出典:Most Visited Websites in Japan, Updated July 2024 - SEMRUSH


上記表の通り、こちらもアメリカの影響を強く受けており、Google、YouTube、Facebookという順で並んでいます。


この三つのWebサイトは東南アジア諸国でも同様に上位にきており、覇権国であるアメリカの偉大さをまざまざと実感できるはずです。


一方、日本はGoogle、 YouTubeまでは同じですが、3位にくるのはYahoo!である点が異なります。


日本のSNSのトップは5位のX(旧Twitter)で、Facebookは19位にようやく現れるほどです。


したがって、SNSマーケティングという点ではオーストラリアと日本ではやや傾向が異なるため、この点には注意が必要です。

検索されているキーワードランキング

コンテンツマーケティングやSEO攻略の上では、どのようなキーワードが検索されているのかを知ることは欠かせません。


ここからは、2023年にオーストラリアで検索されたトレンドキーワードを、Gogoleトレンドを駆使して紐解いていきましょう。



2023年にニュースジャンルで検索されたキーワードランキング


英語のキーワード

日本語訳

Optus outage

オプタスの停止

War in Israel and Gaza

イスラエルとガザでの戦争

Referendum results

国民投票の結果

出典:検索の年: 2023 年にオーストラリア人が検索したもの - Google Trends


まずはニュースジャンルでオーストラリアで検索されたキーワードについてです。


一位に来るのは「Optus outage(オプタスの停止)」で、オプタスとはオーストラリアの通信大手企業のこと。


この企業のサービスが2023年11月8日に突然停止し、政府機関、企業、病院、銀行、鉄道など、官民問わず大混乱に陥れた事件です。


日本でも通信大手による通信障害が大きな問題になることがあるため、オーストラリアのインフラ水準は日本と同等程度だと伺えます。


そして、三位の「Referendum results(国民投票の結果)」については、アボリジニなどの先住民に政治的な権限を与えるかどうかを問うたものでした。


結果は賛成票が四割に届かない大差による否決でしたが、移民国家オーストラリアにとって先住民の問題はいつかは解決しなければならない問題の一つです。


したがって、オーストラリアにビジネスを仕掛ける上でのリスクの一つとして考慮しておくべきだと言えます。


2023年に人物ジャンルで検索されたキーワードランキング


英語のキーワード

日本語訳

Sam Kerr

サム・カー

Mary Fowler

メアリー・ファウラー

Michael Clarke

マイケル・クラーク

続いて、2023年に人物ジャンルで検索されたキーワードのランキングについて見ていきましょう。


一位のサム・カー、そして二位のメアリー・ファウラーはいずれも女子サッカー選手であり、オーストラリアでの女子サッカー、ひいては女子スポーツの注目度の高さが伺えます。


同様の傾向は東南アジア諸国でも見られており、日本ではまだまだ発展途上の女子サッカーをはじめとした女子スポーツとは対照的です。


そして、三位のマイケル・クラークはクリケット選手であり、日本ではあまり馴染みのないクリケットが持つ影響力の大きさが伺えます。


このように、スポーツジャンルでは日本とは大きく異なるトレンドを見せているため、ビジネス進出のときにはこういった違いを理解する必要があります。


とりわけ、日本は女性の社会進出が大きく遅れているため、このギャップに対応できないとポリティカルコレクトネス(ポリコレ)面での問題が指摘され、大きく自社の評判を落とすことにつながりかねません。


2023年に「方法とは?」と検索されたキーワードランキング


英語のキーワード

日本語訳

How to watch Women's World Cup

女子ワールドカップの視聴方法

How to lock Facebook profile

Facebookプロフィールをロックする方法

How to vote referendum

国民投票の投票方法

最後に、「方法とは?」というキーワードにおけるランキングについて見ていきましょう。


最も検索されたのは女子サッカーのワールドカップの視聴方法でした。


続いてFacebookのプロフィールのロック方法、そして国民投票の投票方法と続きました。


SNSは非常に便利なツールですが、さまざまな問題が出てきているのも事実です。


こうしたリスクを把握した上で、コンテンツマーケティングと並行してSNSマーケティングを進めていくことで、効果的なマーケティングが可能になります。


オーストラリアでのSEOマーケティングを成功させるコツ

  • 日本と大きく異なる価値観を正確に理解する

  • E-E-A-Tに基づいた質の高いコンテンツを作成する

  • 質の高い翻訳で日本語コンテンツを移植する

  • 英語バージョンのWebサイトを作成する

  • オーストラリアで評価の高いWebサイトからの被リンクを集める

  • 国内企業からのマーケティング支援を受ける


オーストラリアにおけるSEOマーケティングを成功させるコツは上記の通りです。


オーストラリアは英語圏なので、アメリカやカナダ、イギリスなど、英語サイトやコンテンツを作成することで、多くの国へと対応できる点は大きな魅力です。


一方で、同じ英語圏でも価値観や文化が大きく異なるため、こうした違いを正確に理解することが求められます。


また、オーストラリアは人口増加中ではあるものの、全人口は2,500万人と少ないため、ビジネスチャンスという点では他の成長国と比べるとやや物足りません。


そして、移民国家特有の問題を抱えているため、政治的リスクも決して低くはありません。


したがって、オーストラリア以外の成長国、同じ英語圏だとカナダやフィリピン、そしてインドネシアが該当しますが、こうした国への進出も検討の余地があると言えます。


参考:【2024年最新版】フィリピンのビジネスチャンスを逃すな!要注目のフィリピンビジネス6選

オーストラリアでのSEOマーケティングに関するよくある質問

この記事の最後に、オーストラリアでのSEOマーケティングに関するよくある質問についてお答えしていきます。


  • オーストラリアのSEOコンテンツはどのように作成すればいい?

  • オーストラリアのSEOマーケティングは自社だけで進められる?

  • オーストラリアのSNSマーケティングについても知りたい

  • オーストラリアのデジタルマーケティングは日本と比べてどのくらいコストがかかる?

  • オーストラリアで今後注目のビジネスにはどんなものがある?


私たち「The Digital X」はグローバルマーケティングの支援を専門に取り扱っていますが、弊社に寄せられる質問は上記のようなものが多いです。


具体的にはコンテンツの作成方法やマーケティング手法、さらにはコスト感などが疑問にあがるようです。


こうした点は、実際に経験を積まないと理解しにくい点なので、自社のみでグローバルマーケティングを進めることはややリスクがあります。


もし、オーストラリアへの越境マーケティングを仕掛けることを検討しているなら、弊社カタログをご覧いただけますと幸いです。

オーストラリアのSEOマーケティングならThe Digital Xにお任せください

オーストラリアは人口増加中の成長国であり、ビジネスチャンスを仕掛けるなら今が絶好のチャンスです。


日本と同様にGoogle一強の様相を呈しているものの、言語や価値観、地理的要因など、あらゆる点が異なるのも事実であるため、マーケティングは一筋縄ではいきません。


オーストラリアへのマーケティングで疑問点や不安点などありましたら、私たち「The Digital X」にお任せください。


グローバルマーケティングのプロフェッショナルの視点から、オーストラリアにおけるマーケティングについて強力に支援いたします。


興味を持っていただけたお客様は、お問い合わせにてご相談いただけますと幸いです。

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