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2024年6月28日

海外向けのTikTokの設定方法5ステップ!海外でバズる方法も解説

TikTokは海外でも非常に人気のあるSNSであるため、「海外ユーザーに見てもらいたい」「海外でバズりたい」という方も多いはずです。


しかし、TikTokを日本国内で普通に利用している場合、位置情報やユーザー情報から自動的に日本にローカライズされてしまいます。


結果、海外に向けた動画を投稿しても、海外ユーザーの目にはとまりにくいです。


こうしたことを防ぐためにも、「海外向けの設定」を講じた上で、TikTokを利用する必要があります。


TikTokにおける海外向けの設定方法や海外でバズるためのポイントについて、グローバルSNSマーケティングのプロフェッショナルの視点から、わかりやすく解説していきます。





海外向けのTikTokの設定方法5ステップ

TikTokを海外に向けた設定にするには、下記の5ステップの手順に従って進めていきます。


  1. TikTokをアンインストールする

  2. VPNを使って海外のIPアドレスに接続する

  3. TikTokを再インストールして新規アカウントを作る

  4. TikTokの設定から表示言語をターゲット国に設定する

  5. 海外の動画を視聴して「いいね」「セーブ」する


慣れない操作に戸惑ってしまわないよう、実際のスマートフォンのスクリーンショットを交えながら、わかりやすく解説していきます。

1:TikTokをアンインストールする

まずは、現在TikTokを利用している場合、TikTokをアンインストールする必要があります。


なぜなら、現在のアカウントはすでに日本にローカライズされているため、この状態から海外設定をすることは難しいからです。


したがって、海外向けの設定を実施する場合は「アカウントの作り直し」が必要になるため、この点には注意をしてください。

2:VPNを使って海外のIPアドレスに接続する

TikTokをアンインストールしたら、続いてVPNを使って海外のIPアドレスに接続していきます。


IPアドレス、VPNともにあまり一般的ではない用語、サービスなので、下記に詳細をまとめました。


  • IPアドレス:インターネット上の住所を示す用語のこと

  • VPN:IPアドレスを変更できるサービスのこと


【通常の日本からの接続】


  • 日本のIPアドレスを利用する

  • TikTok内で自動的に日本の設定になる


【VPNを使った接続】


  • 日本にいながら海外のIPアドレスを利用可能

  • TikTok内で海外設定が可能


つまり、VPNを使って「海外のIPアドレスからTikTokを利用」し、TikTokに海外からの接続であると認識させることで、海外の設定を可能にします。


なお、VPNにはさまざまなサービスが存在し、無料でも利用可能です。


しかし、無料のVPNの利用で、「個人情報の流出」「ウイルスの感染」といったトラブルが過去に報告されているため、有料の国内事業者が提供するVPNの利用を推奨します。


出典:https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/02635/110700004/

3:TikTokを再インストールして新規アカウントを作る

VPN経由で海外IPアドレスから接続した状態を作れたら、TikTokを再インストールして新規アカウントを作成します。



TikTokをインストール後、上記画面により「TikTokにログイン」が促されますが、下記の点に注意してください。


  • 「電話番号」による登録は日本の電話番号だと認識される可能性があるため避ける

  • 「SNS」による登録は日本からの登録だと認識される可能性があるため避ける

  • 「電話番号」「SNS」ではなくメールアドレスを使った登録を推奨


ご覧のように、登録時点から「日本からの登録ではない」ことをTikTok側に認識させる必要があります。


電話番号や日本と紐づいたSNS、各種サービスと連携した登録は、日本からの登録であると認識される可能性があるため、メールアドレスからの登録を推奨します。

4:TikTokの設定から表示言語をターゲット国に設定する

TikTokの新規アカウントの作成が完了したら、チュートリアルが始まります。


これが終わると言語の設定が可能になるので、設定を進めていきます。



こちらの画像にあるように「言語」をタップします。


その後、ターゲットエリア(ここでは英語)の言語をタップして、言語設定は終了です。

5:海外の動画を視聴して「いいね」「セーブ」する

最後に、海外の動画を視聴して「いいね」「セーブ」を積極的に活用していきます。


こうすることで、海外エリアに在住していて、海外から利用していることをTikTokに認識させられる可能性が高まるからです。


また、今後TikTokを利用していくなかでも、下記の点に注意をし「海外からの利用である」ことを認識させ続けることが求められます。


  • VPNを使って海外のIPアドレスからの利用を徹底する

  • 日本の動画、コンテンツは視聴しない

  • 海外言語に対応した動画を作成する


日本のTikTokerが海外でバズるためのポイント

TikTokの海外に向けた設定を紹介しましたが、ただ設定をするだけでは思うようにアカウントは伸びていきません。


  • ユーザー名や自己紹介を海外の言語で表記

  • 日本の強みを活かす

  • 言語に左右されない魅力のある動画を作る

  • TikTokユーザーが多い国をターゲットにする


上記の点を意識して、「海外でバズる」ことを狙っていく必要があります。

アカウント情報を海外の言語で表記

海外ユーザーに認知されるためには、アカウント情報を海外の言語で表記することが不可欠です。



ISSEI/世界の英雄になる男(@issei0806)
出典:https://www.tiktok.com/@issei0806?_t=8nZDj349U51&_r=1

たとえば、日本だけでなく海外ユーザーからも人気の「ISSEI/世界の英雄になる男(@issei0806)」は、下記のような工夫をしています。


  • ユーザー名を「ISSEI」と英語で表記

  • 概要欄を「Makes you smile 絵文字」と英語で表記

  • 動画プレイリストを「Travel」「Life Hacks」など英語で作成


こういった少しの工夫だけでも、海外ユーザーからすれば「アカウントの概要」が簡単に理解でき、興味関心を持つきっかけとして機能します。

日本の強みを活かす

日本人気の高さを活かした、「日本に住んでいるからこそ作れる動画」「日本人だからこそ作れる動画」の投稿も効果的です。


事実、ハッシュタグ「#japantravel」の注目度が、コロナ禍後の2023年に「894%」上昇しているという驚異的な数字をTikTok for Businessが公式の情報として明らかにしています。


出典:https://www.tiktok.com/business/ja/blog/tiktok-japan-travel-report



Hina 【絶景の旅log】(@hina_tabilog)
出典:https://www.tiktok.com/@hina_tabilog?_t=8nZDLw91YMZ&_r=1

事実、日本旅行に関する動画を扱っている「Hina 【絶景の旅log】(@hina_tabilog)」は、12万人を超えるフォロワーを獲得しているなど、世界中からの日本人気はとどまるところを知りません。


海外ユーザーは、私たち日本人が想像する以上に、日本のアニメ文化や食文化に強い興味を抱いているため、「日本要素」を入れ込むことを強く意識してみてください。

言語に左右されない魅力のある動画を作る

日本人である私たちが海外ユーザーに向けて動画を作る場合、「言語に左右されない動画」という目線を持つことが効果的です。


代表的なものとしてあげられるのはグルメ動画。


食べ物は国を問わず、興味関心を持つジャンルなので、言語の垣根を超えた魅力を発信できます。



バヤシ/Bayashi(@bayashi.tiktok)
出典:https://www.tiktok.com/@bayashi.tiktok?_t=8nZDrJgpKYJ&_r=1

5,478万人という驚異的な数のフォロワーを抱える「バヤシ/Bayashi(@bayashi.tiktok)」は、グルメ動画をメインに扱っており、常に数十万から数百万の視聴数を獲得しています。


もちろん、グルメ以外にも言語を使わずに動画の魅力を伝えられるジャンルは豊富にあるので、戦略を立てる上での参考にしてください。

TikTokユーザーが多い国をターゲットにする

TikTokのユーザー数が多い国をターゲットにすることで、より多くの海外ユーザーに視聴される可能性が高まります。


TikTokユーザーが多い上位5カ国は下記の通りです。



TikTokユーザー数

インドネシア

1億2,750万人

アメリカ

1億2,150万人

ブラジル

1億180万人

メキシコ

7,790万人

ベトナム

6,970万人

出典:https://www.oberlo.com/statistics/tiktok-users-by-country


一般的には、アメリカやヨーロッパ諸国などでユーザー数が多いイメージかもしれませんが、実際はインドネシアやベトナムなどの東南アジア、さらにはメキシコやブラジルなどの中南米において盛り上がりを見せています。


とりわけ、インドネシアは1億人を超える最大のTikTokユーザーを抱えているため、東南アジアに向けた投稿は大きなポテンシャルを秘めています。


東南アジアは、今後も人口、経済ともに確実に成長するので、今のうちから東南アジア向けのアカウントを育てておくと良いでしょう。

まとめ

TikTokは全世界で人気のSNSなので、海外向けの設定を実施した上で、海外向けの動画を投稿することで多くのユーザーを取り込むことにつながります。


記事で紹介した方法を参考に、海外に向けたアカウントを伸ばしていきましょう。


もし、海外向けの運用についてお困りの場合は、私たち「The Digital X」にお任せください。


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