25/1/20
【2024年版】ベトナムでの越境の市場規模を紹介!勝ち筋ある?

今後の成長が確実視されている東南アジア諸国のなかでも、一際存在感を放っているのがベトナムです。
経済成長の真っ只中ということもあり物価は低水準でありながらも、ITビジネスが進んでいることで、オフショアとしてベトナム進出を目論む人は非常に多いです。
このような理由から、ベトナムをターゲットとしたビジネスは今後も盛り上がることが予想されますが、越境ECを活用した物販は大きな可能性を秘めています。
ベトナムにおける越境ECに関する上記の点について、グローバルデジタルマーケティングのプロフェッショナルの視点でわかりやすく解説していきます。
1.ベトナム越境ECの市場規模
ベトナムの電子商取引、いわゆるeコマースの市場規模は、2025年までに230億米ドルまで成長すると予測されています。
出典:https://www.trade.gov/country-commercial-guides/vietnam-ecommerce
成長スピードはおよそ30%と驚異的な伸びを見せていますが、その要因としてあげられるのは下記の点です。
ベトナム政府は2020年5月に「国家電子商取引開発マスタープラン」を承認し、ECプラットフォームを使ったeコマースを推進しています。
これは、DX化による業務効率の改善に加え、大都市と地方の格差を縮小しサステナブルな電子商市場を構築することを目的としています。
実際に足を運んでみると、都市部と地方では未だ発達度合いに差があることは確認できるものの、中間所得者層の増加、およびスマートフォンの普及も相まって、ベトナムのeコマースの市場規模は拡大傾向が続くことが既定路線です。
これに伴い、越境ECを活用したグローバルな取引も増加するため、ベトナムに越境ECを活用した物販ビジネスを仕掛けることは合理的な選択だといえます。
2.ベトナム越境EC人気プラットフォーム4選
Shopee
Lazada
Amazon
Shopify
ベトナムで人気の越境ECは上記の4サービスです。
AmazonやShopifyは日本でもよく利用されて いるプラットフォームですが、Shopee、Lazadaは東南アジアで人気を誇るプラットフォームです。
Shopee
Shopeeは東南アジアで最も利用されているECプラットフォームで、越境販売にも対応しています。
日本語に対応しているだけでなく、越境ECのサポートサイトも機械翻訳ではない、日本のために作られたページ、コンテンツが用意されています。
したがって、ベトナムだけでなく、東南アジア諸国に向けた越境ECなら、Shopeeを活用しない手はありません。
次に紹介するLazadaと比べるとよりカジュアルな印象のプラットフォームで、ライブ配信を交えたライブコマースなど、SNS時代に即したサービスを提供しています。