January 16, 2025
アメリカビジネス進出のメリットデメリット|成功・失敗例に学ぶマーケティングのコツ

アメリカは巨大なマーケットを持っており、ビジネス参入のメリットが大きい反面、失敗する日系企業も後を絶ちません。
この記事では、デジタルマーケティングに18年以上携わってきたThe Digital Xが、以下の疑問や不安を解決していきます。
「アメリカビジネス参入のメリットは?」
「参入前のリサーチで留意することは?」
「先行企業の失敗例・成功例は?」
アメリカビジネスへの参入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
【アメリカビジネスに役立つ】基礎データと経済状況
日系企業がアメリカビジネスに参入していくなら、経済の動向やリスクをしっかり把握しておくことが大切です。以下はアメリカの基礎的なデータになります。
面積 | 約983万k㎡ |
---|---|
人口 | 約3億3,650万人 |
公用語 | 英語(法律上の定めはなし) |
宗教 | 主にキリスト教(信教の自由を憲法で保障) |
主要産業 | ・工業全般 ・農林業(小麦・トウモロコシ・大豆・木材ほか) ・金融・保険・不動産業 ・サービス業 |
参照:外務省「アメリカ合衆国基礎データ」
まずは、アメリカにおける最新の経済状況についてみていきましょう。
アメリカ経済の動向
アメリカは世界1位のGDPを誇る合衆国です。約3億4,000万人が住んでおり、世界経済の中心としての役割を果たしています。
西海岸の「シリコンバレー」は、GoogleやAppleなどの「GAFA」や、各国の最先端企業が集まるIT工業地帯として有名です。
アメリカの経済成長率やGDPの動向は、ビジネス戦略の礎となる部分なので、常に情報収集を欠かさないことが大切になるでしょう。
過去3度のリスクを乗り越えた回復力
世界でもっとも経済力のあるアメリカですが、常に安定をキープしてきたわけではありません。
アメリカ経済は、過去に金融危機やコロナの影響による経済危機を計3回乗り越えてきています。
2020年のパンデミックで一度はマイナスになったものの、コロナ収束の2021年から段階的な上昇傾向にあるのが現状です。
2023年においては2.5%の成長率まで回復しています。今後もより改善していく見通しがあり、経済回復に連動して個人消費のペースもアップする見通しです。
アメリカの主要産業と市場
アメリカには広大な土地と資源、先進的な技術があることから、その産業と市場は多岐にわたります。
なかでも、世界をリードする存在として台頭しているのが、テクノロジーと金融産業です。
また、アメリカは多文化国家であるため、消費行動にも多様性がみられる特徴があります。
消費者ごとに異なるさまざまなニーズや背景を理解することが、アメリカビジネスで成功するカギとなるでしょう。
アメリカビジネスに参入するメリット
日系企業がアメリカビジネスへ参入するメリットは以下の通りです。
圧倒的な市場規模と購買力
製造拠点としての魅力
企業進出をサポートする外資誘致政策
ここからはアメリカ経済の現状と伸びしろ、外資誘致政策など、アメリカビジネスの魅力についてみていきましょう。