25/1/22
【2025年版】インド市場の越境ECの規模と人気プラットフォーム3選を紹介

「インドで越境ECを始めたいけど、現状はどうなの?」
「どんなプラットフォームがあるの?」
このような疑問をお持ちの方へ向けて、本記事では以下の内容を解説します。
記事内では、インドの消費者へ購入を促す要素に関しても紹介していますので、ご参考ください。
インド市場の越境ECの規模

statistaによると、インドのEC市場は2024年に589.7億米ドル(9兆1,606万円)で、2029年には1,014億米ドル(15兆7,519万円)に達するとされています。(年間成長率11.45%)
対して日本では、2029年までに2,634億米ドル(41兆7,496億円)すると予測されています。
日本はインドの1/3程度の人口しかいないことを考慮し、2029年度予測の市場規模を比較すると、インドの方が人口に対しての市場規模が小さいことが伺えます。
インドのECのユーザー数は、2029年までに3億7,520万人(普及率25.5%)と2024年から約10%成長するとの予測。
対して日本では2029年までに87.3%に普及する見込みですので、今後のインドの普及率は伸びしろが高いと言えるでしょう。
次にDataPortalの調査を参考にすると、インドでは食品やファッション、家電などが売れ筋でした。

(出典:https://datareportal.com/reports/digital-2024-india)
しかし、以下の日本のデータと比較すると、人口の割にはインドの全カテゴリの市場規模が小さいですが、食品やDIY用の資材や工具、Physical Mediaは日本の市場規模とあまり変わりませんでした。

(出典:https://datareportal.com/reports/digital-2024-japan)
次にインドのインターネット利用率を見てみると、全人口の52.4%となっており、前年と比べて2.6%増えていることが分かります。

(出典:https://datareportal.com/reports/digital-2024-india)
以下の日本のデータでは全人口の84.9%となっており、インドは日本よりも30%程度低いといった結果になりました。
