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【東南アジアKOL】インフルエンサーマーケティングの現状と勝ち筋を紹介

特定のジャンル・ユーザーへの影響力を持つKOLは、東南アジアにおけるビジネス進出・認知度向上に最適なマーケティング手法です。
この記事では、デジタルマーケティングに18年以上携わってきた弊社TheDigitalXが、以下の内容について詳しく解説していきます。
上記の内容に加え、東南アジアにおけるKOLマーケティングの勝ち筋も紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
【市場規模】東南アジアKOLマーケティングの現状
東南アジアにおけるKOLマーケティングは拡大傾向にあります。
statistaのデータによると、東南アジア諸国のインフルエンサー広告市場は、2024年までに6億9,320万米ドルに達する予測です。
年間成長率は10.83%と、かなり高い数字で推移しています。
東南アジアは人口動態が若く、SNSの普及率が急激に上昇していることから、KOLマーケティングに適している市場です。
現地の各ブランドは、積極的にインフルエンサーやKOLを採用し、多様なオーディエンスに効果的にリーチしています。
参照:statista「インフルエンサー広告 - ASEAN |Statistaの市場予測」
【KOLとは?】KOLマーケティングの特徴
KOLマーケティングは、日本にいながら効果的にターゲット層へリーチできるため、現地での認知度向上に最適な手段です。
KOLは「Key Opinion Leader」の略であり、インフルエンサーの中でも特定の分野において高い専門性を持っている人のことを指します。
区別するなら、料理上手な主婦がインフルエンサー、料理研究家がKOLといったような違いです。
また、KOLとインフルエンサーには、以下の3つのランクがあります。
メガインフルエンサー(KOL) | フォロワー数が100万人以上短期間で多くのリーチが獲得できる |
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マクロインフルエンサー(KOL) | フォロワー数が1万~100万人一定のリーチを保ちつつターゲットに直接訴求できる |
ナノインフルエンサー(KOL) | フォロワー数が1万人未満フォロワーとの関係が非常に密接特定の市場に対して強い訴求力がある |
詳しい内容については、以下の記事もご覧ください。
「KOLマーケティングとは?インフルエンサーとの違いや起用のメリットを解説」
東南アジアでKOLマーケティングをおこなうメリット
まず、海外進出に東南アジアを選ぶメリットは以下の通りです。
人口上昇トレンドが今後も続く
人口上昇に伴いEC市場規模も拡大傾向
親日文化がすでに浸透している
インフラ整備によるインターネット環境の普及
世界的に見ても高いSNS利用率
東南アジアは、近年著しく成長してきている注目の市場です。物理的距離も近く、親日文化が浸透している国も多いことから、日系企業が進出するメリットは大いにあります。IT環境も普及が進んでおり、スマホやSNSの普及率が高いことから、越境ECの進出先としても注目の市場です。
また、東南アジア進出にKOLマーケティングを採用するメリットについては、以下をご覧ください。

スマホやSNSの普及率が高い東南アジアでは、一般消費者の発信活動も盛んにおこなわれています。
また消費者の特徴として、オフィシャルな情報よりも身近な人物の口コミや評判を信頼するという傾向があり、KOLマーケティングと相性がいい市場です。
【KOLマーケティング】東南アジア各国の市場規模と特徴
ここからは、各国の広告市場規模とSNS市場規模についてみていきましょう。KOLマーケティングにおける特徴や傾向もあわせて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
ベトナム
statistaのデータによると、ベトナムにおける2024年のインフルエンサー広告市場規模は、8,702万米ドルに達する見通しです。
広告費の予想年間成長率は11.07%であり、2029年には1億4,710万米ドルに達すると予測されています。
ベトナムにおけるの人気SNSとユーザー数は以下の通りです。
SNS |
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