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2024年6月2日

韓国検索エンジントップシェア4選!NAVERの活用法やGoogleとの違いをご紹介

日本ではGoogleやYahoo!などがメインの検索エンジンとして有名ですが、韓国では独自に成長した検索エンジン「NAVER」が圧倒的なシェア率を誇っています。


この記事では、韓国でシェア率の高い検索エンジンを4つピックアップしました。そのうちの2強である「NAVER」「Google」をメインに取り上げ、以下のような疑問を解決していきます。


「NAVERでSEO対策・広告対策をするには?」

「NAVERとGoogleの具体的な違いは?」


韓国独自の検索エンジンの仕組みや特徴などをしっかり理解して、インバウンド対策やWebマーケティングに役立ててください。


韓国の人気検索エンジンTOP4

まずは、韓国の人気検索エンジンTOP4を紹介していきます。以下は2024年5月30日時点での検索エンジンシェア率です。


引用:http://internettrend.co.kr/trendForward.tsp


上記のデータからは、韓国の検索エンジンでもっとも多く使われているのが「NAVER」であり、56.97%の圧倒的なシェア率を誇っていることがわかります。次いで「Google」が34.64%で、じわじわとシェア率を伸ばしている検索エンジンです。


また、かなり少数ではありますが、韓国発祥の検索エンジンである「DAUM」が3.64%、世界シェア率2位の「bing」が3.41%という結果になりました。


ここからは、上記4つの検索エンジンの特徴について詳しくみていきましょう。


NAVER(ネイバー)

公式サイト


「NAVER」は、韓国でシェア率NO.1の根強い人気を誇る検索エンジンです。メッセンジャーアプリ「LINE(ライン)」の親会社であるNAVERが、1999年に検索エンジンとしてリリースしました。


さらに2003年には「NAVERブログ」のサービスを開始したことで、ブログブームの追い風を受け、さらにシェア率を伸ばしました。現在は4,200万人以上のユーザーが登録しており、毎日1,600万人がアクセスしています。


Google(グーグル)

公式サイト


「Google」は世界1位のシェア率を誇っており、日本でも最大のシェア率がある検索エンジンです。1997年に株式会社「Google」からリリースされました。それまで主流だった情報量の多い「ポータルサイト」とは一線を画した、シンプルな検索エンジンが特徴です。


以前韓国でのシェア率は1桁台と低い傾向がありましたが、近年ではシェア率を拡大し約35%まで数値を伸ばしています。


DAUM(ダウム)

公式サイト


「DAUM」は、メッセンジャーアプリ「KakaoTalk」を運営する株式会社「カカオ」が提供する韓国発祥の検索エンジンです。


「hanmail」と呼ばれる韓国初のWebメールサービスを開始したことや、コミュニティサービス「カフェ」のリリースにより一時的にシェア率を伸ばしました。現在は3.64%のシェア率まで落ち込んでおり、DAUMの利用者は少数派となっています。


bing(ビング)

公式サイト


「bing」は「Microsoft」社がリリースした検索エンジンです。日本ではTOP3のシェア率を誇りますが、韓国におけるシェア率は3.41%と少ない傾向があります。


Windowsに標準搭載されているデフォルトの検索エンジンなので、ビジネス目的で活用するユーザーが多いです。Googleとは異なる検索技術を採用しているのが特徴で、2023年にはAIによるチャット機能が搭載されました。


【NAVER攻略】検索エンジンの特徴とGoogleとの違い

NAVERとGoogleは、どちらも広告収入に基づく検索エンジンです。しかし、それぞれ運営方針や経営戦略に違いがあるため、検索システムやSEO・広告の仕組みも大きく異なっています。


NAVER

Google

インターフェース

ポータルサイト型

検索窓のみのシンプルなデザイン

コンテンツの方針

最新情報・更新頻度の高い情報


ユーザーのニーズに対応する情報

上位表示

プラットフォーム内のコンテンツ

オーガニック検索

SEO対策

難しい

効果的

以下は、韓国Webマーケティングを検討している人に知っておいて欲しい、NAVERの機能と特徴です。


  1. インターフェースや検索結果の独自性

  2. Googleと同じSEO対策が通用しない


それぞれどのように異なるのか詳しくみていきましょう。


インターフェースや検索結果の独自性

NAVERとGoogleには、まず以下のような方針の違いがあります。

Google

ユーザーが求めているニーズに対応するコンテンツの提供を重視

NAVER

最新情報や更新頻度の高い情報を提供するコンテンツを重視

Googleはいたってシンプルな検索画面ですが、NAVERは「Yahoo!」のように、さまざまなカテゴリーに情報を分類する「ポータルサイト型」です。韓国ではこのカテゴリー方式が人気を集めており、50個前後のカテゴリーが存在します。


Googleの場合、すべての検索結果はGoogleの評価基準によって順位が決まりますが、NAVERでは2段階で順序が決まる仕組みです。


  1. 検索キーワードに関連するカテゴリーの順序を決定

  2. カテゴリー内で表示するコンテンツの順序を決定


たとえば、実際に「インターネット」と検索してみると、以下のような検索結果が表示されます。


Googleと同じSEO対策が通用しない

NAVERにはGoogle対策用のSEO施策が通用しない傾向があります。NAVERで採用されているアルゴリズムは、Googleのものとはまったく異なるためです。


NAVERでは、NAVERのプラットフォームを通じて提供されるコンテンツが上位表示される仕組みになっています。NAVERブログやNAVER広告などが優先して表示されるため、Google検索のようにオーガニックで上位表示するのが難しいとされているのです。


そのため、一般的な企業サイトなども上位表示されにくい特徴があります。NAVERのカテゴリーはそれぞれ3〜5つ程度しか上位表示されないので、そのほとんどがプラットフォーム内のコンテンツで埋まってしまうでしょう。


【韓国マーケティング】検索エンジンNAVERを活用するコツ

NAVERを活用した韓国Webマーケティングをおこなう際は、前述したようなNAVER独自の仕組みを理解した上で活用することが大切になります。SEO対策がしづらいNAVERを上手く活用するコツは以下の通りです。


  1. 掲載順位とインプレッションシェアの意識

  2. リスティング広告の活用

  3. NAVERブログの活用

  4. 拡張機能の活用


掲載順位とインプレッションシェアの意識

NAVERでは掲載順位がメダルで表示される仕組みがあります。金・銀・銅のメダルがタイトルの下に付く形です。Googleも以前は順位表示されていましたが、現在は非表示になっています。


ただし、NAVERにはインプレッションシェアがありません。インプレッションシェアとは、広告が表示可能だった合計回数のうち、実際に表示された回数の割合です。インプレッションシェアを求める計算式については、以下を参考にしてください。

インプレッションシェア(%)=広告の表示回数÷広告が表示可能だった合計回数

広告運用では、キーワードにおけるインプレッションシェアを100%に近づけることが大切になります。しかしNAVERでは計測できないため、表示回数や掲載順位を細かくチェックし、研究・改善していく必要があるのです。


リスティング広告の活用

NAVERを使ったマーケティングをおこなうなら、リスティング広告の運用も視野に入れてみるといいでしょう。前述したように、一般的なWebサイトは上位表示されにくいため、韓国企業の多くはリスティング広告を運用した集客を採用しています。


NAVERのリスティング広告は上部に青色で表示される仕組みになっているので、ユーザーの目に留まりやすい傾向です。さらに、検索キーワードに適した広告が最大20個まで表示されるメリットがあるため、ほかの一般カテゴリーよりも閲覧されやすくなるでしょう。


NAVERブログの活用

NAVERを使ったマーケティングでは、「NAVERブログ」を活用するのもおすすめです。


韓国ではブログ文化が依然として人気があり、もっとも利用されているカテゴリーになります。NAVERにおいては唯一SEO施策が有効なカテゴリーなので、マーケティングツールとして大いに活用できるでしょう。


NAVERブログはWordPressのようなテンプレートが存在しており、運用するのはさほど難しくありません。効果的に運用するためには、以下のポイントを押さえることを意識してください。


  • 記事を定期的に更新し最新の状態にする

  • 関連ワードをしっかり意識して盛り込む

  • オリジナルの画像を多く掲載する


日本におけるSEO対策と同様に、適切なキーワードで一貫したコンテンツを作成することが重要になります。


拡張機能の活用

NAVERで広告運用をおこなう際は、オプション機能である「拡張素材」の活用もおすすめです。拡張素材には以下のような広告表示オプションが存在します。

パワーリンクイメージ

タイトルの横に写真を挿入できる

イメージ型サーブリンク

リンク付きの画像が表示できる

ブログレビュー

ブログレビューを広告にできる

「パワーリンクイメージ」は、商品やサービスに関連する写真を表示することで、より具体的な訴求ができるのがメリットです。「イメージ型サーブリンク」も画像に関連するオプションですが、こちらは画像にリンクを搭載できる機能になります。


「ブログレビュー」は、NAVERブログに投稿されたユーザーの口コミを、そのまま広告にできる機能です。顧客のリアルな声は商品やサービスの信頼性をアップさせ、新規顧客獲得のきっかけを作ってくれます。


まとめ

韓国では、独自の仕組みを持つ検索エンジン「NAVER」が高いシェア率を誇っています。検索エンジンを活用したマーケティング施策を検討している場合は、まずその独自の仕組みや特徴を理解しておくことが大切です。


また、デジタル先進国と呼ばれる韓国のマーケティング手法は、日々進化しています。そのため、従来のやり方だけではなく、独自に進化した手法やトレンドへの理解も必要です。効果的にWebマーケティングをおこなうためにも、常に情報収集を欠かさないことを意識しましょう。

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