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2024年5月25日

【マーケティングに使える】韓国で人気の動画配信サイト5選|韓国OTT市場の特徴と動向

「韓国の動画配信市場は日本とどう違う?」

「韓国国内でシェア率の高い動画配信サイトが知りたい!」


日本にはさまざまな動画配信サイトがありますが、韓国で注目されているものとは異なります。韓国に興味を持っている方や動画マーケティングを検討している方の中には、上記のような疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。


この記事では、近年目まぐるしく成長する韓国の動画配信サイト市場について、その特徴と動向を詳しく解説していきます。また、韓国企業が運営する人気動画配信サイトを5つセレクトいたしましたので、ぜひあわせてチェックしてみてください。



韓国における動画配信サイト市場の特徴と動向

まずは、韓国における動画配信サイト市場の動向や、日本との違いについて解説していきます。韓国国内での動画配信サービスにおける利用状況は以下の通りです。

順位

動画配信サービス

本社

韓国国内ユーザー数

1位

Netflix(ネットフリックス)

アメリカ

1,055万人

2位

TVING(ティビン)

韓国

324万人

3位

Coupang Play(クーパンプレイ)

韓国

321万人

4位

wavve(ウェーブ)

韓国

307万人

5位

U+モバイルtv

韓国

156万人

6位

Disney+

アメリカ

146万人

7位

WATCHA(ウォッチャ)

韓国

123万人

8位

seezn

韓国

116万人

引用:ワイズアプリ・リテール・グッズ「2022年4月調査結果


韓国における主な加入型OTTサービスの事業者は、通信・放送企業や放送コンテンツ企業です。韓国のOTT市場は、2019年から現在にかけて再編とリニューアルが繰り返されており、以下のような特徴と傾向を持っています。


  • 映画やTVコンテンツがメイン

  • 韓国OTT企業により対Netflixの動き

  • 人気動画サイト「PandoraTV」のサービス終了

  • YouTubeは検索サイトとして活用


韓国のOTT市場は映画やTVコンテンツがメイン

アメリカでは有料のケーブルテレビを解約し、OTTへと顧客が流れる「コードカッティング現象」が起きましたが、韓国のOTT市場にはそのような動きは見られません。韓国では全世代の約95%が有料のケーブル放送やIPTVなどに加入しており、依然として顧客を確保しています。


理由としては、ケーブルテレビの月額料金が日本円で1,000円台と安価であることや、OTTの配信内容がテレビと同等であることが挙げられるでしょう。IPTVの契約を維持しつつ、好きなコンテンツを求めてOTTに加入するというケースが大多数を占めています。


ある程度満足すると既存のOTTを解約し、さらに別のOTTを契約するという貪欲なユーザーも少なくありません。このような離脱を防止するために、独自コンテンツによる差別化を図る動きが強まっています。


(参考:KoreaメディアWatch「地上波放送と有料放送の別なき韓国のコンテンツ投資戦略


韓国OTT企業による対Netflixの動き

最もサービス加入者が多いのはNetflixで、動画配信サービスの中では郡を抜いて人気のあるサイトです。韓国随一のメディアエンターテインメント企業「CJ ENM」と、ドラマ制作会社「スタジオドラゴン」が戦略的パートナーシップを締結したことで、さらに注目が集まっています。


韓国国内のOTTサービスでは、このNetflixに対抗する動きが強まっている傾向です。近年では韓国国内のプラットフォームを強化するため、企業同士が合併などでサービスを統合・拡大する戦略がおこなわれています。


たとえば、8位の「seezn」は2022年10月に2位のTVINGに合併され、現在は2位のTVINGと4位のwavve間でも合併の交渉が続いている形です。


韓国の人気動画サイト「PandoraTV」のサービス終了

2004年に誕生した動画共有サービスである「PandoraTV(パンドラTV)」は、YouTubeを超えて韓国の動画配信市場1位を獲得するほどの人気サイトです。ユーザーが広告提供する世界初の動画共有サイトであり、毎月2,000万人のサイト訪問者がアクセスしていました。


無料でさまざま映画・アニメが見放題なだけでなく、日本語にも対応していることから国内でも人気が高まり注目されているサイトです。しかし、著作権侵害や違法撮影物などのコンテンツが蔓延していたことにより、2023年1月31日を持ってサービスを終了しました。


現在パンドラTVのURLにアクセスすると、「moviebloc」という分散型映画産業プラットフォームのサイトにアクセスするよう変更されています。movieblocは、独自のデジタル通貨を通じて映画チケットを購入、あるいはプロジェクトへの投資などがおこなえるサイトです。


現状ではアップロードされている映画が少なく、またサイトの趣旨も異なるため、後続サイトとして活用することはできません。

(参考:「【最新】Pandora tvが閉鎖!Movieblocという映画配信プラットフォームに変更!」)


YouTubeは検索サイトとして活用

「YouTube」は、日本ではおなじみのオンライン動画共有プラットフォームです。しかし、韓国ではGoogleのような検索サイトとしても活用されています。もちろん、テレビ代わりに視聴するというユーザーも多いのですが、とくに若者は検索サイトとして使っている傾向です。


動画共有プラットフォームでは、「ASMR」や「モッパン」などのジャンルが世界的な人気を集めています。これらは韓国の動画から人気に火がついた新しいジャンルであり、今後もトレンドが生まれる可能性を秘めているものです。


韓国発の人気動画サイト5選

ここからは、韓国で人気の上記8サイトの中から、韓国国内発祥の動画配信サービスをより詳しくみていきましょう。以下の5つの動画配信サービスについて取り上げていきます。


  1. TVING(ティビン)

  2. Coupang Play(クーパンプレイ)

  3. wavve(ウェーブ)

  4. U+モバイルtv

  5. WATCHA(ウォッチャ)


日本からの視聴が可能かどうかについてもあわせて解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。


TVING(ティビン)

公式サイト


「TVING(ティビン)」は、ネットフリックスに次いで人気の高い、2020年に設立した韓国最大級の動画配信サービスです。先述した大手エンターテインメント企業である「CJ ENM」が運営をおこなっています。


韓国国内のテレビ番組に特化しており、同社が運営する「tvN」「Mnet」「OCN」などのテレビ局の番組が数多く展開されているのが特徴です。


日本でも、韓国ドラマやK-POPファンから注目されているものの、通常は日本から視聴することはできません。「VPNサービス」と呼ばれる「仮想プライベートネットワーク」を活用することで視聴が可能になります。


Coupang Play(クーパンプレイ)

公式サイト


「Coupang Play(クーパンプレイ)」は、韓国のインターネット企業「Coupang」が運営する動画配信サービスです。以前はラインナップが少ないといわれていましたが、近年では積極的な投資によるコンテンツの多様化をおこなっており、TVINGに並ぶ勢いで人気を博しています。


Coupang Playの特徴は、スポーツコンテンツに力を入れていることです。KリーグやNFL・MLS・NHLなどのプロスポーツリーグ、アジア最大の格闘技イベント「ONE Championship」などを生中継しています。


最新韓国ドラマはもちろん、オリジナル制作ドラマも展開しているため、日本からも注目されている動画配信サービスです。しかし、日本からCoupangにアクセスすることはできないため、視聴するためにはVPNサービスを活用する必要があります。


wavve(ウェーブ)

公式サイト


「wavve(ウェーブ)」は、韓国の地上波放送局である「KBS」「MBC」「SBS」の3社と、通信会社「テレコム」が創設した動画配信サービスです。2019年にサービスが開始され、2022年には2位・3位に並ぶ300万人台のユーザー数を突破しました。


wavveでは、韓国の国内ドラマやバラエティ番組がリアルタイム配信されており、基本無料で楽しめます。スポーツやニュースなど、地上波で放送されるさまざまなジャンルが視聴できるのが特徴です。


こちらも通常では日本からの視聴ができないため、利用したい場合はVPNサービスの利用が推奨されます。


U+モバイルtv


公式サイト

「U+モバイルtv」は、総合通信キャリアである「LG U+」が提供する、モバイル加入者向けのオプションサービスです。スマホ・タブレット専用の動画配信サービスのため、アプリをダウンロードしてアクセスする必要があります。


韓国の地上波3社の番組などが視聴可能で、他社にはない成人コンテンツも扱っているのが特徴です。無料で見られる映画やドラマが多く、ニュース・芸能・スポーツ・音楽・キッズなど、計15種類のチャンネルが視聴できます。


WATCHA(ウォッチャ)

公式サイト


「WATCHA(ウォッチャ)」は、月額制の韓流専門動画配信サービスです。2011年に設立し、2020年には日本でも配信サービスを開始しました。VPNサービスを使わなくても手軽に視聴できる唯一のサイトです。現在日本だけでなく、アジアにおける動画配信市場へと進出しています。


トレンドの韓国ドラマやバラエティ、人気の名作はもちろん、日本で視聴できる動画配信サイトにはない最新の韓国作品が視聴できるのが特徴です。ほかの動画配信サービスと作品が被らないように配慮しており、韓流映画好きも知らないようなコアな作品まで取り揃えています。


スマホやタブレット、クロームキャストなど、ほとんどのデバイスで鑑賞できるのもメリットです。


まとめ

韓国発祥の動画配信サイトは近年勢いを増しており、アジアの動画配信市場へも進出してきています。現在日本から視聴できるサイトやアプリは少ないですが、今後さらに浸透する可能性もゼロではありません。


動画マーケティングをおこなう際は、まず韓国における市場や動向を把握することが大切です。紹介した内容や人気動画配信サイトを参考にして、動画制作などに役立ててみてください。

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