2024年7月24日
【2024年版】ベトナムのSEO対策の状況|他チャネルと利用率を比較
「ベトナムでSEO対策を考えているけど、どの検索エンジンを使っているの?」
「日本でSEO対策と比べて何が違うの?」
このような疑問のある方向けに、本記事では以下の内容を解説します。
ベトナムのSEO対策の状況
ベトナムを始めとする海外と日本のSEO対策の違い
ベトナムにおけるSEO対策の注意点
日本のデータと比較して解説しており、ベトナムの状況を理解しやすくしていますので、ご参考ください。
ベトナムのSEO対策の状況
DataPortalによると、ベトナムで使用されるWebサイトはGoogleで、合計の訪問者数という指標において、2位のYouTubeとは2倍以上の差がありました。
(出典:https://datareportal.com/reports/digital-2024-vietnam)
ベトナムでは、Googleの他にCocCocという検索エンジンが利用されていますが、上記のランキングには記載されてないので、対策は不要だと言えるでしょう。
ベトナムの人口は日本の0.85倍だと踏まえ、以下の日本のデータを見ると、ベトナムは日本の1/3程度しかGoogleを利用されてないことが分かります。
(出典:https://datareportal.com/reports/digital-2024-japan)
とはいえ、ベトナムでは直近の3年間で毎年0.7%前後人口が増加しているため、Googleの利用者数は今後も微増すると予測できます。
次は、以下はベトナムの顧客がブランドを認知する媒体に関するデータで、こちらも1位が検索エンジンでした。
(出典:https://datareportal.com/reports/digital-2024-vietnam)
上記は日本と同様の結果ですので、この項目においてベトナムとの違いは見つかりませんでした。
そして、ベトナムの顧客がブランドを認知した後に詳細な情報を収集する媒体に関してのデータで、検索エンジンは2位でした。
(出典:https://datareportal.com/reports/digital-2024-vietnam)
こちらも日本との違いは見受けられませんでした。
ベトナムでは、顧客がブランドを認知する媒体、および顧客がブランドを認知した後に詳細な情報を収集する媒体どちらもGoogleが上位でした。
したがって、潜在層~顕在層向けのキーワードでのコンテンツSEO施策、指名キーワードからコンバージョンまでの導線を整えるといった施策は必須です。
また以下の記事で、ベトナムの検索エンジンの利用率および検索時のデバイスに関して紹介していますので、ご参考ください。
ベトナムを始めとする海外と日本のSEO対策の違い
ベトナムを始めとする海外と日本のSEO対策の違いについて、解説します。
ドメインを変える場合はドメインパワーを引き継げない
競合の強さが変わるため上位表示できるとは限らない
現地に近い場所のサーバーを選定しないと、ページの表示速度が遅くなる
以下の記事でも海外向けのSEOに関して紹介していますので、ご参考ください。
【2024年版】海外SEO対策とは?日本SEOとの違いを踏まえて解説
英語SEOのポイント4選!テクニカルSEO、コンテンツSEOそれぞれ解説
多言語SEOの攻略ポイント4選!成果を上げる最新SEOを解説!
ドメインを変える場合はドメインパワーを引き継げない
ドメインを変える場合は、日本で蓄えたドメインパワーを引き継げないため、ゼロからのスタートとなります。つまり、短期的なアクセス数の増加は期待できず、中長期的にSEO対策を実践してアクセスを伸ばすといったイメージです。
もし、同じドメインでサブディレクトリを使って対策する場合は、ドメインパワーを引き継げるため、比較的早期に流入を増やせます。
競合の強さが変わるため上位表示できるとは限らない
類似する業界で、競合が多くて強い場合もあるため、日本で上位表示できてもベトナムでできるとは限りません。
同じドメインでサブディレクトリを使って対策する場合でも、日本では通用するドメインパワーであったとしても、競合のドメインパワーを下回っていれば、簡単には上位表示できないケースも想定されます。
ただし業界にもよりますが、ベトナムでSEO対策する場合、ベトナム語での対策となるので、英語と比べて競合は少ない可能性があり、上位表示が難しくないことも往々にしてあります。
現地に近い場所のサーバーを選定しないと、ページの表示速度が遅くなる
物理的にサーバーが遠い位置にあると、ページの表示速度が遅くなり、ユーザーの離脱率が高まることで上位表示が難しくなります。
したがって、ベトナムもしくは近隣国のサーバーが必要になります。ベトナムのみに進出するのか、その他の東南アジアにも進出するか否かで設置場所が変わるので、お悩みの方は一度ご相談ください。
ベトナムにおけるSEO対策の注意点
EFによるとベトナムの英語力は標準的とありますが、ホーチミンやハノイでは話せる人は3割程度で、残りはカタコトなのが実情です。
したがって、Webサイトの制作およびコンテンツSEOを行う際は、ベトナム語で対策する必要があります。
また、ベトナムを始めとする海外全般に共通する注意点ですが、現地に合わせたキーワード選定を行わなければなりません。ベトナムでは、キーワード単体の検索キーワードもありますが、下記のように長めのフレーズキーワードもあるので、その点も加味してキーワード選定を行いましょう。
また、本文作成に関しても、機械翻訳に頼りすぎると現地人には伝わらなかったり、訴求力がなくなったりする可能性があります。
TheDigitalXでは、現地マーケターと共同で進めますので、ベトナムでSEO対策を行いたい場合は一度ご相談ください。
よくある質問
よくある質問を下記にまとめました。
ベトナムで人気のあるSNSは何ですか?
ベトナムでビジネスを失敗する日本企業の特徴について教えてください
ベトナムのインフルエンサーのinstagramアカウントを教えてください
ベトナムで越境ECをしたいのですが、現状を教えてください
ベトナムのリスティング広告の事情について教えてください
ベトナムで人気のあるSNSは何ですか?
ベトナムで人気のあるSNSに関して、以下の記事で解説していますので、ご参考ください。
【2024年最新】ベトナムSNSランキング|インターネット事情をマーケティングに活かすコツ
ベトナムでビジネスを失敗する日本企業の特徴について教えてください
ベトナムでビジネスを失敗する日本企業の特徴について、以下で解説していますのご参考ください。
【2024年最新】ベトナムビジネス進出のために知っておくべき基礎知識
ベトナムのインフルエンサーのinstagramアカウントを教えてください
ベトナムのインフルエンサーのInstagramアカウント5選を、以下の記事で紹介していますのでご参考ください。
【2024年版】ベトナムのInstagramの利用者数&インフルエンサー広告の現状を解説
ベトナムで越境ECをしたいのですが、現状を教えてください
ベトナムのEC市場は急速に成長しており、2024年には139億米ドル(2024年6月時点で2兆2,350億円)まで伸びると予測されています。詳細は以下の記事をご参考ください。
【2024年版】ベトナム市場の越境ECで人気プラットフォーム4選を紹介
ベトナムのリスティング広告の事情について教えてください
以下の記事で、ベトナムのリスティング広告の状況について解説していますので、ご参考ください。
【2024年版】ベトナムのリスティング広告の状況|デバイス別で利用率と利用時間を紹介
ベトナムでSEO対策の戦略立案&運用ならTheDigitalXへご相談ください
ベトナムは、現地の消費者の文化やトレンドに合わせるだけでなく、ベトナム語でコンテンツ制作をする必要があるため、難易度が高くなります。
弊社は、18年以上海外デジタルマーケティングに携わり、現地のマーケターと共同でプロジェクトを進めるため、ベトナムでSEO対策を実施したい場合、ぜひ一度ご相談ください。
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