2024年12月20日
韓国検索エンジントップシェア4選!NAVERの活用法やGoogleとの違いをご紹介

日本ではGoogleやYahoo!などがメインの検索エンジンとして有名ですが、韓国では独自に成長した検索エンジン「NAVER」が圧倒的なシェア率を誇っています。
この記事では、韓国でシェア率の高い検索エンジンを4つピックアップしました。そのうちの2強である「NAVER」「Google」をメインに取り上げ、以下のような疑問を解決していきます。
「NAVERでSEO対策・広告対策をするには?」
「NAVERとGoogleの具体的な違いは?」
韓国独自の検索エンジンの仕組みや特徴などをしっかり理解して、インバウンド対策やWebマーケティングに役立ててください。
もしインバウンド対策をしたい方や、デジタルマーケティングのトレンドが知りたい方は以下の記事もご参考ください。
韓国語ハッシュタグを使ったインスタ活用術|インバウンドを意識したSNS運用のコツ
【2024年版】韓国のデジタルマーケティングトレンド | データを基に最新情報を解説
韓国の人気検索エンジンTOP4
まずは、韓国の人気検索エンジンTOP4を紹介していきます。以下は2024年5月30日時点での検索エンジンシェア率です。

引用:http://internettrend.co.kr/trendForward.tsp
上記のデータからは、韓国の検索エンジンでもっとも多く使われているのが「NAVER」であり、56.97%の圧倒的なシェア率を誇っていることがわかります。次いで「Google」が34.64%で、じわじわとシェア率を伸ばしている検索エンジンです。
また、かなり少数ではありますが、韓国発祥の検索エンジンである「DAUM」が3.64%、世界シェア率2位の「bing」が3.41%という結果になりました。
ここからは、上記4つの検索エンジンの特徴について詳しくみていきましょう。
NAVER(ネイバー)

「NAVER」は、韓国でシェア率NO.1の根強い人気を誇る検索エンジンです。メッセンジャーアプリ「LINE(ライン)」の親会社であるNAVERが、1999年に検索エンジンとしてリリースしました。
さらに2003年には「NAVERブログ」のサービスを開始したことで、ブログブームの追い風を受け、さらにシェア率を伸ばしました。現在は4,200万人以上のユーザーが登録しており、毎日1,600万人がアクセスしています。
Google(グーグル)

「Google」は世界1位のシェア率を誇っており、日本でも最大のシェア率がある検索エンジンです。1997年に株式会社「Google」からリリースされました。それまで主流だった情報量の多い「ポータルサイト」とは一線を画した、シンプルな検索エンジンが特徴です。
以前韓国でのシェア率は1桁台と低い傾向がありましたが、近年ではシェア率を拡大し約35%まで数値を伸ばしています。
DAUM(ダウム)

「DAUM」は、メッセンジャーアプリ「KakaoTalk」を運営する株式会社「カカオ」が提供する韓国発祥の検索エンジンです。
「hanmail」と呼ばれる韓国初のWebメールサービスを開始したことや、コミュニティサービス「カフェ」のリリースにより一時的にシェア率を伸ばしました。現在は3.64%のシェア率まで落ち込んでおり、DAUMの利用者は少数派となっています。
bing(ビング)

「bing」は「Microsoft」社がリリースした検索エンジンです。日本ではTOP3のシェア率を誇りますが、韓国におけるシェア率は3.41%と少ない傾向があります。
Windowsに標準搭載されているデフォルトの検索エンジンなので、ビジネス目的で活用するユーザーが多いです。Googleとは異なる検索技術を採用しているのが特徴で、2023年にはAIによるチャット機能が搭載されました。
【NAVER攻略】検索エンジンの特徴とGoogleとの違い
NAVERとGoogleは、どちらも広告収入に基づく検索エンジンです。
しかし、それぞれ運営方針や経営戦略に違いがあるため、検索システムやSEO・広告の仕組みも大きく異なっています。
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